3/7は各社アホみたいにシングルをリリースしてオリコンチャートも大変なことになっているのですが、1位は嵐が順当に。ただ、その下の方で地味にいろいろありましたので、適当に摘んでみます。

イ・スンギ
彼だけ3/6火曜日リリース。完全に月曜フラゲ日のデイリー狙い。
狙い通り月曜は18,000枚売り上げてデイリー1位を獲得しましたが、それ以降すごい勢いで7日リリース分に押し出されて20位以下とかに。何とかウイークリーは初日の貯金でベストテン内の9位を確保しましたが、来週2週目どこまで下がるのかが結構な見ものです。

今回デビューに際してジャケ違い含めて11種発売、しかもジャケ違い9種セット購入者は武道館でのイベント第一部にご招待、限定盤通常盤3種購入者には武道館でのイベント第二部にご招待という鬼の作戦を決行したのですが、結果は24,000枚程度。武道館のキャパと一人あたり購入枚数を考えてみるとこれ既に相当にマズいことになってるような気がします。

ぱすぽ☆
これまでメンバー各人のソロジャケとかで10種以上のリリース当たり前状態だったわけですが、何を血迷ったか今回は2種のみ。しかもいつもは発売数カ月前から1日3回まわし上等の予約握手会を緻密なスケジュールで開催していたのですが、今回はメディア露出の方に忙殺されているのか、イベントもままならない感じで。
その結果、売上数が前作までの1/3以下という凄まじい激減で17位。足元にも及ばなかったはずの東京女子流にも負けるという切ない状況。
やっぱ当面は10種セットBOX(5分間面談付き)とか売らないとダメなのかもしれません。

東京女子流
翌週発売のアルバムにも表題曲は収録される所謂「先行シングル」で、およそ他のJ-POP勢はこういう場合アルバム待ちをする人が多く通常のシングルより売上が落ちるのが常なのですが、これはほとんど落ちていない。女子流オタは本当によく訓練されたオタクだと思います。ぱすぽ☆オタも決して練度が低いわけではないのですが、何か今回のチャートでそのずば抜けっぷりが証明されたような気が。
ちなみにセカンドアルバムもかなり良かったです。

西野カナ
前作より初動の売上枚数は上がっているのですが、これは今回シングルでは初の複数種(2種)発売の結果と見ていいかと。
彼女は少なくともシングルについてはここまで配信優先の戦略を取ってきたわけですが、今回複数種発売に踏み切ったということは、彼女の着うた無双状態も今は昔となり、配信だけでは徐々に商売がしにくくなっていることで、固定ファンからもう少しお金をたくさん出してもらう作戦にシフトチェンジしていこうという意図が汲んで取れます。

ももいろクローバーZ
これまで3種発売だったのが2種に減少しても売上は前作とほとんど変化なし。
しかし前作もEXILEやゴールデン・ボンバーやフレンチ・キスと同じ週の発売、アルバムもB'zと同じ週。今週もこんな感じ。売る方は順位は全く気にせず、というか枚数として自己MAXをクリアできればOK、順位的にはむしろこういう無茶な相手との勝負を面白がってるんじゃないかとすら思えます。
とりあえず、4月の横浜アリーナ2DAYSは行ってきます。