今思えば、108人組アイドルユニット煩悩ガールズは、少し時代より早すぎたのかもしれない。もしかしたら。

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冷静に考えてみれば、日本で言うところの「アイドル」という定義から「(見た目上の)プロっぽさ」の部分を強化していけば、その存在感は限りなく水商売的になるのは自明の理。日本のアイドル女子とK-POPアイドル女子はそういう意味で完全に分水嶺のあっちとこっちであり、相容れるものではないな、と最近思う次第。

最近いろいろ見てて、K-POP女子アイドルが女子小中学生に受けている感が何となく伝わってくるのですが、確かにものすごく地味でそれを自覚してる女の子が、自分が入り得ない華やかな世界への憧れをK-POPに抱いているという状況、宝塚ファンに近い意識のような感じの子もいるであろうことも想像できる一方で、将来なりたい職業に「キャバ嬢」がランクインする昨今、そりゃそういう職業選択をしたがる一部嗜好の女の子にとって、黙っててもそのうちなれるであろう普通の中高校生っぽいのより、圧倒的に華やかな世界にいるっぽく見える方に惹かれるというのは、当然ちゃ当然だと自然に思えるわけで。

そうなると当然、AKB好きな女子小中学生とK-POP好きの女子小中学生もクラス内で相容れていないような気がしますが、そこらをもっと知りたいと思って周りの娘持ちの友人にどうなのかを確認したところ、小6でPUFFYが死ぬほど好きとか、中1でアニソンしか聴いてないとか、何かこの親にしてこの子ありみたいなのばっかりで当てになりませんでした。
普通の学校に行ってクラス内の女子グループの構成・関係性とその嗜好を観察・研究したい気持ちでいっぱいなのですが、実行するともれなくおまわりさんのご厄介になって社会的にも死ぬので我慢します。