『ドラえもん』登場人物の20年後をCMで実写化!

スネオ役はEXILE/三代目J SOUL BROTHERSNAOKIが適任だと思います。

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「叶姉妹」の姉・恭子さんの実妹を書類送検 宝石や家具など2億円超横領容疑

彼女たちの基本設定を改めて踏まえたうえで読むと、こんな短い記事なのに突っ込みポイントだらけで大変に味わい深い。
彼女たちの存在は「オチのない横山たかし」というか、プロレス的なお約束が前提になっていますが、そのお約束の説明を徹底的に端折ることで中途半端なリアルさと言うか胡散臭さを醸していているわけですが、他には一切いないタイプなのでこの事件に負けずぜひ今後も頑張ってほしいと思います。
でもそもそもの話、まさか2010年代まで一切設定変えずに生き残ってるとは思ってなかったけど。

で、以前300枚以下しか注文が入っていなかった彼女たちのオリジナルアニメですが、いつの間にか3D版で一般発売されてました。でもやっぱりどこに需要があるのかさっぱりわからない。

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昨晩はThe Nationalの来日公演行って来ました。
3月に予定されていた公演が震災の影響で延期、長い世界ツアーの一環だったためそうすぐにリスケはできず、8ヶ月遅れての開催。
メンバー5人+主にラッパを担当するサポート2名の編成で出てきて音を鳴らし始めた時点で、明らかにバンドマジックがかかっていることがわかる。個々のメンバーの技術は特筆すべきレベルではないものの、それぞれの音が噛み合った時の奥行きがハンパない。決して「分厚い」と感じる音ではないものの、ひたすら豊かな感じ。そして時折その立体的な音が膨らんで弾けるように爆発する。VoのMattは渋く艶やかな歌声。でもバンドの爆発に呼応するように時折咆哮する。やべえよ、鳥肌たつよ。

CDの音を聴いたとき「彼岸アグレッシブ」とか言ってましたが、素の状態から「アグレッシブ」までの立ち上がりっぷりやその臨界点がとにかく尋常じゃない。バンドの音としては間違いなく化け物クラス。こんなアリーナレベルで余裕で通用するダイナミズムを渋谷duoみたいな小さな箱でやるわけですよ。そりゃ笑っちゃうくらい凄いことにもなるわ。

Mattのステージドリンクは白ワイン。かっこいいけど頭おかしい。そしてアンコールの"Terrible Love"では酔った勢いか、ずるりとフロアに降りてきてそのままフロア中を徘徊しながら歌唱。マイクがワイヤードだったため、duo名物巨大柱のせいでローディーさん大慌て。ラストの"Vanderlyle Crybaby Geeks"はアンプラグド&ノーマイクできっちりいい感じに締めて終了。

今年はいいライブたくさんあったんだけど、でも「バンドとしてのパフォーマンス」という根本においては今年一番ではないかと。
いや、いいもの観た。