ワーナー、メロディック・スピード・メタルに特化した新レーベルを発足

何だこのニッチ・オブ・ニッチなレーベルは。何でこんなのがメジャーで成立するんだ。
別ジャンルで言えば、股旅もの演歌専門レーベルとか、「一生俺のそばに居てくれ」的馬鹿でもわかる歌詞のラブソング(ラップ付き)専門レーベルとかそういう世界じゃないのか。

    • -

韓国の男性5人組、CODE-Vが日本語シングル&韓国ファースト作日本盤発売

今度は男子K-POPグループがデビュー。
2AMも来年デビューが決まってるし、今年8-9月の女子グループ大量デビューに続いて今度は男子グループバブル発生か。
ただ、KARAと少女時代がうまくいった女子と比較すると、男子は昔から地道にやってきた人気を維持している東方神起以外、ここ数年でデビューしたグループで今のところきちんと形になったグループがひとつもないというのが実情であり。
正直何で男子がダメなのかはよくわからない。わかりやすい国内組との差別化ができないからか。それでもかつてVision Factory所属男子グループが露骨にジャニーズから妨害を受けたのに比べると、韓国グループの場合そういうことやろうとするとあっという間に「差別」ということになってジャニーさんのせいで国際問題勃発とかにもなりかねないためか、そういう圧力も知る限りないはずなのに。

しかも今回の彼ら、大手事務所所属ではないので日本デビューもドリーミュージックというかなり微妙なレーベルから。FUNKY MONKEY BABYS平原綾香を擁していますが、固定ファンはいるもののこれ以上ドカンと伸びる可能性はあんまり高くないミュージシャンが多く、何とか風穴を開けたいという気持ちはわからんでもないけど、こういうアイドル的な立ち上げは会社としてほとんど経験ないはずなので、どこまでやれんのかという気もします。

まあ、別にK-POPグループがいくらデビューしても構わないしそれが良い音ならむしろウェルカムだけど、本来的には「洋楽」のはずのK-POPが、宣伝文句的には日本のグループとの差異を殊更に訴える割に、プロモーションは何故かJ-POPと全く同じ枠で同じように行われていることについては、常に違和感を持って臨もうと思う。