マイコミ新書『グループアイドル進化論』で本文内に引用をしてもらいました。
引用箇所はこちらの4/7、AKBの件。
見にくくてごめんね、うちブログじゃないから。タグ手打ちだから。
献本していただいて読んだのですが、このタイトルに惹かれるような人達には既知の内容は多いものの、著者が非常に現場に強い方々ということもあり、現場志向の方しか知りえないネタを楽しみながら、それでも過去からのアイドルの流れを俯瞰して再確認するには最適な書ではないかと。

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ケータイ刑事が4年ぶりに映画化されて2/5から公開されている!
シリーズ初作の主役は宮崎あおい、2作目は堀北真希主演という由緒正しいシリーズ作品でありながら、少なくとも宮崎あおいの経歴的にはなかったことにしようとしている臭い、不憫な作品なのですが。でも宮崎あおいの気持ちはよくわかる。

今回の映画はBSで放映されたTVシリーズここ3作の主役、大政絢岡本あずさ岡本杏理の3人連名で主役になっているわけですが、大政絢はこのまま順調にビッグになっていったらきっと将来黒歴史化するだろうと想像されます。

で、今回の映画のポイントはモーニング娘。が出演していること。というか今回ケータイ刑事が解決するのは「モーニング娘。失踪事件」ということのようでして、恐らく最初と最後だけ出てくるだけっぽいけど。

図らずも現在AKB48ドキュメンタリー映画が劇場公開中なわけですが、そちらの方が全国120館以上という規模で公開されているのに比べると、ケータイ刑事は全国で18館、東京と大阪では各1館、しかも東京の1館は143席というミニシアター系の箱。

いくら主役ではないとは言え、ちょっと切ない感じです。
つうか、メンバーは当時から総取っかえされていても、企画のノリとその安っぽさは結局「モーニング刑事」の頃と何も変わっていないような気がします。

とはいえ、AKB48の映画も客の入りも喜ばしい状態ではないと聞きますし、過去に公開されたその手の映画、「CHECKERS IN TAN TAN たぬき」にしろ「おニャン子 ザ・ムービー 危機イッパツ!」にしろ、映画館まで連れてこれる熱狂的ファンの数はそんなもん、ということですかね。
まあ、今は公開後のパッケージ市場がデカいので、そこで双方とももう少し頑張っていただければよいかと。