こんな日にこんな所見に来る奴らはだいたい友達。
仲良くやろうぜ。
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「K-POPが日本を席巻」とか言っても、やっていることは簡潔に言えば「かっこいい出稼ぎ」だということは忘れちゃいけないんだ。
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いろいろあってLUNA SEA、23日の公演を観てまいりました。
16時頃にドーム着いた段階で「開場時間は未定です」のアナウンス。何だよそれ。当初の開場予定は15時だから1時間以上の押し。それでも、中に入って知り合いのコアファンの人に聞いたら、「2007年の時もこれくらいだったしね」と笑いながら回答。今日はオーディエンスも大人なんだと思い知る。
結局40分押しくらいでスタート。
ドーム3日間の初日、しかも過去に何度もでかい箱でやってる彼ら、これまでに観てきた初ドーム勢のような全力で飛ばしている感は全くなく、実に落ち着いた余裕さえ感じる立ち振る舞い。それでもきちんと観客をコントロールできるだけのテンションと確かな演奏。
昔からメロディの立った曲を書くバンドとは思ってはいたんだけど、生で聴くとこの人達の曲は「歌」としてどれだけ強いのかと思う。実際ミックスもあからさまにヴォーカルのレベルが大きく、歌詞まで全部聴き取れるという、こういうバンド系のライブではありえないクリアさ。猛烈な説得力。
大型ビジョンは準備されていたものの、ことさらな演出はなく、メンバーが映る以外は抽象的な模様くらしいか映し出さないし、ライブでのお約束、"Wish"での銀テープは当然やりますが、それ以外のレーザー飛んだりの演出もない。一応炎と花火はあったんだけど、それを真矢のドラムソロの時に両方とも使い切るという、ものすごい贅沢な使い方。
要するに基本バンドそのままの姿しか観るものがない状態なわけで。どれだけスタッフも本人達もバンドとしての力を信じているのか、とうことですよ。00年の「終幕」以降、バンドとしての活動は3年前と2年前に、1回ずつ単発のライブをやっただけの状態で、それでもまだそれだけ信頼できてるってどんなバンドなんだ。
で、間違いなくその信頼に足るだけのパフォーマンス。明らかに100%の力は出してない。でもそれでも十分すぎるくらいに圧倒された。やっぱすげえバンドですわ。
自分の物差しの中で、15年とか20年とか第一線でやってるバンドはそのジャンルを問わず、それだけファンを納得させ続けているわけで、ライブが悪いわけないんですが、彼らは本当に凄かった。そりゃSLAVEさん達もついていくわ。間違いないです。
ちなみに観客は本当に大人。ここまでがっつかないアンコール初めて見た。本編が終わった後はしばらく座って談笑。そのうちにあちこちからパラパラと手拍子は聞こえてくるものの、実にまばらで続かない。随分たってからどこからともなく、クリスマス期のライブの定番だそうですが、オーディエンスによる「きよしこのよる」の合唱が始まり、それに乗るようにメンバーが再登場という、見たことのない状況。
2回目のアンコールの時はスタンドが完全にウェイブに興じて大盛り上がり。延々続けまくって結局まともにきちんとまとまったアンコールの手拍子も起こらない状態のままでメンバーが出てくるという面白状態。本当にみんな楽しんでるわ。
あと、気持ちはわからなくはないんですが、中盤の真矢のドラムソロの時、ぞろぞろトイレに行くのだけはやめてあげて。
ということで、オーラスの25日、友達流れでチケット手に入ったのでまた行ってきます。ここで100%出るんだろうか。そりゃヤバいぞ。
ということで、25日はそのライブが終わった足でAin't It Fun。
皆様もよろしくどうぞ。
あとドーム帰りの水道橋駅前で、案の定the Gazetteのドーム公演のビラ配り。
今回は新アイテムが導入されていました。
ティッシュ。お前ら新装開店したパチンコ屋か。