2018年のa-nationのこと

今年のa-nationのラインナップを見て、なかなかのしんどさを感じる。
当然各グループの熱心なファンは来るとしても、それ以外の「組み合わせの魅力」的なフェスならではの部分がどうなんだろうと。たとえば「SKEとソナポケが出るの!そんなの他にない!」みたいなテンションの上がり方する方が日本にどれくらいいるのか、という点で。

a-nation、かつてはエイベックス所属ミュージシャンを並べるだけでものすごい「お祭り」感があったのですが、アホみたいに売れていたはずの自社育成の所属アーティストが徐々に疲弊してきて人気が衰えていき、その代わりにレーベル所属のミュージシャンに片っ端から当たった結果、それなりのは集まるものの寄せ集め感が増していき、独特の「色」も失せていきます。
結果、通常のレーベル主催企画ライブ+αくらいの感じにしかならないまま、それでも自社ミュージシャンの下降線に比例して具合が悪くなっていく会社の興行部門の収益を何とか支えようとしての大規模開催は続くよ状態。
というか、開催まで2か月切った段階でヘッドライナーの発表すらできていない三重と長崎はどうなるの。それとも発表したら一瞬で即完クラスのを持っているのでしょうか。
とりあえず、東京26日は何となく余裕があれば観てみたい。

で、問題はBiSHだ。
エイベックスなので当然出場はあり得るのですが、こういうのにも出て、ビバラポップにも出て、ROCK IN JAPANや気志團万博にも出る。黒フェスにも出る。通常のアイドル系のフェスや企画ライブにはもう規模的に出られなくなったと思ったら、それ以外のそれなりの規模のフェスにお呼ばれされまくる状況。
何かすごい無敵感があるのですが、アイドル的にもそうでない方向にも振舞えるああいうフォーマットの勝利でもあります。強い。

<追記>
と書いたら追加発表があって18日の大阪にDA PUMP追加。今一番熱いのが来ました。つうか全部出るんじゃないか説。