The Dream Academy@下北沢GARDENのライブのこと

この7日間、ライブの後飲みに行くかもしくは仕事後ただ飲むだけかがずっと続き、1日1日は大変に楽しいもののさすがに疲れてきまして、非常に年齢を感じざるを得なかったのですが、その7日間の最後を飾ったのが昨日、The Dream Academyの再結成来日公演@下北沢GARDEN。

開演15分前にたどり着きフロアの扉を開けたところ、フロアの前半分に椅子が出ている。みんな座っている。12席×4列。我々が入った頃にはおよそ席は全部埋まっていたものの立っている人はほとんどいない。ヤバい。開演直前にパラパラと入ってきて多少マシになったのですが、それでも多分全部で70-80人くらい。ヤバい。

今回の再結成はフロントのニックと紅一点のケイトの2名によるものですが、サポートにドラムとシンセが入って合計4人でのステージ。
The Places On The Run、(Johnny) New Lightと1stアルバムの曲連発から入り、そこからはおよそ2014年のベストアルバム収録曲を万遍なくやる感じで進みます。彼らですからうわーっと盛り上がる感じは当然皆無。それでも全国選りすぐりの熱心な人しかいない場ですから、場はじわじわと温まり、その人数にしては決して悪くない。メンバーも終始楽しそうにやっていて少し安心。

本編ラスト4曲は、Indian Summer(2ndアルバムからの1stシングル)⇒Please Please Please(The Smithsのカバー)⇒The Love Parade(1stアルバムからの2ndシングル)⇒Life In A Northern Townと、彼らなりのアゲ感溢れる畳みかけっぷりで更に微妙に温度を上げて終了。
2度目のアンコールは本当に予定になかったようで、ニック一人がアコギ持って出てきて1stアルバム最終曲「One Dream」で完全終了。もしかしたらこれが一番良かったかもしれない。

うん、結果としては素直にいいライブだったと言える感じで。だいたい「俺、生で本物の『Life In A Northern Town』聴いたことあるぜ」って言えるの素敵じゃないですか。何人に伝わるかは置いておいて。そして、椅子に座っている方々が開演前にもほとんど誰も喋っていなかったので何となく気が付いてはいたのですが、ライブが終わるとめいめいにバラバラと帰宅、要するに「誰か友人夫婦等複数で来ていた」のではない完全ソロ活動の人の割合が通常のライブではありえないレベルだったのも、さもありなん。

で、自分は気付かなかったのですが、小山田圭吾氏が来ていたということで、現状CorneiusでもMETAFIVEでもああいう感じですが、まだそちらの血もきちんと流れているようで、少し安心しました。