ユニコーンの「素晴らしい日々」や中島みゆきの「ファイト!」という実際ヘビーな曲のサビだけ切り取って、それをTVCMに使うのはいかがなものかと思っている口ですが、でも日本でエース級に著名なクリスマスソング邦楽代表「クリスマス・イブ」、洋楽代表「Last Christmas」の両方ともハッピーには程遠い歌詞であることを考えるにつけ、やっぱ日本人それでいいのかもと、うっかり思ってしまったりもする。

    • -

1.台湾に行こうが相変わらず台北市内のレコ屋巡り決行。
2.日本で言えば渋谷・原宿にあたる西門の「佳佳唱片」という店に入る。
3.面出ししてあった高凌風のCDのジャケットのいかしっぷりにジャケ買い
4.ホテルにCDかけられる環境があったので、友人の戻り待ちの間に聴いてみる。
5.内容のいかしっぷりに大喜び。
6.友人たちと晩飯食ってテレビ見てたら年を取った後の高凌風がバンバン映るのに気付く。
7.漢字の文字列を見て、どうやら追悼特集なのではないかと気付く。
8.ネットで調べたらこの17日に亡くなっていたことが判明。

そんな流れでした。
CDが面出しされていたのは偶然でも何でもなく、そういうことだったのだと。

で、内容がどういかしているかというと、こういうことで。


80年代初頭の台湾の著作権意識がどの程度だったかわからず、正規のカバー曲なのかどうなのかさっぱりわかりませんが、どうであれこの凄まじい胡散臭さダダ漏れ状態。


オリジナル曲でもこのとんでもなくいかがわしいかっこよさ。痺れるよこのおっさん。
タレントとしても相当破天荒な人だったようですが。ともあれ、こういうことがきっかけなのは残念ですが、でも知れてよかった。

ちなみに一昨日張った動画の初っ端の曲の元曲はこれ。


この曲は日本でも「チャイニーズ・ボーイ」のタイトルでカバーされています。


この曲は「テクノ歌謡」系のオムニバスに収録されているため多少有名かもしれませんが、この曲調とタイトルの変更っぷりを踏まえて考えるにつけ、「カバーソング」というよりは「訂正ソング」と呼んだ方がいいような気がしてきます。