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東京女子流のホールコンサートって天王洲銀河劇場かよ。ここって音楽公演もやるんだ。750席程度だからここならきっとなんとかなる。はず。
でもここは新木場スタジオコーストと並び立つ「公演後にどこに飲みに行っていいかわからず途方に暮れる」会場なので多少切ないです。行く方は頑張って大井町あたりまで出てから飲もう。
関西の方にはZEPP OSAKAクラスと申し上げれば、およそのアレっぷりは理解していただけるかと思います。

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K-POP勢、最近は闇雲にデビューするグループの数が増えてきて、K-POP好きの方や各種メディアもかなり大変になりつつあります。
KARAや少女時代が出てきたタイミングくらいまでは特定グループを手厚く各メディアで押すこともできましたから、シングルリリース後もおよそ数週間にわたってベスト20くらいには入り続けるという、「露出増によるファン層の拡大」を観察することができましたが、最近のデビュー組は供給過多状態で、初動のみ麗しい順位で登場するものの翌週以降は速攻で下位、というパターンが目に付きつつあります。
以下、8月9月のK-POP勢の主なリリース。曲名に「*」が付いているのは日本デビューリリース。
後に参考値としてKARAと少女時代の過去曲の推移も。

発売日	グループ	曲名	1w	2w	3w	4w	初動	累積
11/07/20	東方神起	Superstar	2	12	29	54	159,000	183,000
11/07/27	FTISLAND	Let it go!	4	35	36	46	33,000	43,000
11/08/03	Secret	Madonna*	9	26	31	74	13,000	25,000
11/08/10	超新星	君だけは離さない	3	51	97	153	36,000	39,000
11/08/10	超新星	メキ☆ラブ	6	63	133	179	21,000	24,000
11/08/17	2PM	I'm your man	4	28	21	48	69,000	83,000
11/08/17	AFTERSCHOOL	Bang!*	7	20	34	37	24,000	40,000
11/08/17	SHU-I	Summer Sweet	11	111	N/A	N/A	14,000	15,000
11/08/29	SHINee	JULIETTE	3	17	21	32	54,000	68,000
11/09/07	4Minute	HEART TO HEART	18	43	72	96	6,000	9,000
11/09/14	RAINBOW	A*	3	12	17	-	24,000	35,000
11/09/21	大国男児	Love Parade	8	61	-	-	18,000	19,000
11/09/21	2NE1	NOLZA	1	7	-	-	26,000	35,000
11/09/28	T-ARA	Bo Peep Bo Peep*	1	-	-	-	50,000	---
10/08/11	KARA	ミスター*	5	11	14	13	29,000	145,000
11/04/06	KARA	ジェットコースターラブ	1	4	6	9	123,000	223,000
10/09/08	少女時代	GENIE*	4	6	10	11	45,000	151,000
10/10/20	少女時代	Gee	2	3	5	17	66,000	206,000

要するにリリース後のファン層の拡大はあまりなく「元々そのコミュニティに帰属意識を持っている人が購入したら終了」という、最近の日本のアイドルとかアニソンと同じようなチャートアクションになってきたわけです。つまり「韓国」であることの他ジャンルに対するアドバンテージはもうあまりない。
正直数が多すぎて、ライト層がキャッチアップできるレベルを超えつつありますし、そもそもメディア露出させようにも数がガンガン増えて特定グループをきちんと押せる枠を取ることが昔のように楽ではなくなってきました、という状況。
だから、Hey!Hey!Hey!はゲストがほぼ全員K-POP勢というスペシャルを放映したりするわけで。そうでもしないと捌けない数になってきたもんで。

先行者のアドバンテージが得られない以上、多少K-POP全体押しの動きはあってもおよそ他のジャンルの日本人と同じく、個々のプロモーションにしくじればわかりやすくずり落ちます。
この先、どれから力尽きるかのチキンレース状態ですので、友達と当てっこするのも一興です。