12/25のAin't It Funで回します。
独り身だからこんな日にオールでもぜんぜん余裕だよ! ぜんぜん余裕な人は来てね!
普段難しそうなこと言ってる津田大介が酔った勢いでBOOWYを歌うよ! 多分。

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で、今週末もライブ2本。

■Jonsi
ラッキーなことに追加公演の恵比寿の方のチケットが当選。
サマソニのときはあまりにも衝撃的すぎて呆気に取られてただ無闇に鳥肌立てているうちに終了、という感じだったのですが、今回はそのレベルの演奏が出てくることは織り込み済みなので多少心に余裕を持って鑑賞。

サマソニより長丁場ということもあり、全体に抑揚を持たせながら流れを作っていくのですが、静かな曲のときもMCのときでさえも、何となくステージ上に凛とした緊張感が漂い、時にはそれが心にビリビリ来るようなレベルにまで張り詰めていく。一体どうやったらこういう演奏ができるのだろうか。

そして音がいい。照明や映像の効果がいい。サマソニはああいう場所だから、ちゃんとした音楽ホールであればそりゃ音がよくなるのは当然なわけですが、それでも通常の人のライブ以上に一音一音が相当クリア。
要するに本人やバンドがいいだけでなく、エンジニアから照明から映像のオペレーションから、現場全体のプロダクションの精度がとんでもないレベルだったということで。

今年は比較的たくさんライブを観た1年だったのですが、やっぱり「生きててよかった」クラスの感動を覚えた彼がベストということになります。
ライブ音源&映像集も出ているので、是非その片鱗だけでも感じてもらえると幸いです。本当に素晴らしいから。


滝沢乃南
代々木の150人かそこらでいっぱいになりそうなライブハウスに9割程度の入り。グラビアアイドル引退の報は既に出ていて、生で接する機会はもうそんなにないはずにもかかわらずこれ。
一時は地上波バラエティにもちょこちょこ出演していたはずなのに、本人も自認するようにトーク方面がまったくもって不器用なためか、結局またシオシオになってしまい、熱狂的なファンは本当に数える程度。

それでも「一杯入ってくれてありがとう!」と無邪気に笑う彼女。生で見たら予想以上に可愛くてびっくりした。さすがアイドル。歌や演奏に取り立てて特筆すべき部分はないし、MCも工夫も何もなく、「本当に喋りは苦手なんだな」ということを実感させるものでしたが、それでも本当に楽しそうに歌う彼女を見ているとすごくほっこりする。こういうライブは、それはそれでありだと思う。きちんと伝わるものは伝わってくるもの。

結局ダブルアンコールで100分超という、予想以上に本格的なライブ、最後にはベテラングラドル仲間の山本彩乃も登場して1曲歌って終了。

で、MCで「グラビアアイドルを引退する」ことまでは言及したものの、その後の身の振り方は結局このライブでも最後まで触れずじまい。「芸能界の引退」とは言ってないだけに、何となく気になります。ラスト曲の彼女及び山本彩乃の涙の理由は一体何だ。

しかし、地下アイドルのイベントの時も思ったんだけど、こういうところに来る本気のファンの人達は、何ででっかいバッグ持って、しかも何やらパンパンに詰め込んでライブに来るのだろうか。そしてロッカーにも入れずにそのままフロアに持ち込んで、思い思いの場所に無造作に置くのだろうか。
フロアのど真ん中に置いている人がいてびっくりした。