昨日は午後から夜中まで渋谷、本日はHONDALADYのニューアルバム
で、そのHONDALADYのライブ。
peach、レコライドと盟友的なバンドが出て、HONDAの前にはADAPTER。という一人ユニット（今日はサポート付きで2名）が出演したのですが、曰く「ヴィジュアル系」。確かにお化粧してるしそうなんですけど、すごい勢いでサンプラー叩いてたりして何か俺の知ってるV系と違う。
さらに彼目当ての女の子が数十人いたのですが、彼女達も俺の知ってるバンギャじゃない。カラフルなチェックのワンピースとかレース付きの淡い色のカットソーとかベージュのリボン付きブラウスとか、ものすごく普通の女の子な格好。ステージ側の振りに合わせて踊ったりはするけど、V系にありがちなヘドバンやモッシュも一切なし。
これは一体と思い、ライブ後友達のHONDA関係者に尋ねたところ「完全に口コミだから」という答え。なるほど。他のV系一切通らずに彼の評判だけでここに来て、ここの流儀に沿っているんだ。つまりいわば「ガラパゴスV系」。何か貴重なものを見物した気になった。
ただ、こういう企画ライブで自分の目当て以外でもきちんと盛り上がる優しさは他のバンギャと同様。いつもより平均年齢若めのオーディエンスにHONDALADY若干テンション高めのような気がしました。女の子がジャンプするたびに髪からほのかに漂うシャンプーの香り。「いい匂いのするHONDALADYのライブ」って何やねんそれ。
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15日付の記事、たくさんの人に見ていただきました。
遅いかもしれませんがいくつかご意見いただいているので補足させてください。
まずは謝罪。「中高生にもコンビニでプリペイドカード買う、という手があるんじゃないのか」というご意見、全くもってその通りです。すみません。
言い訳させてもらうとすれば、「欲しい」と思った時に買えない、または前もってコンビニで準備しておくという分チャネルが多くなってしまいますのでやはりハードルは高いのではないか、また最小金額がBitCashやWebMoneyの場合およそ2,000円からなので、まとめて前もってその金額を払い込んでおくのはやはり中高生には厳しいのではないか、とは思いますが。でも、すみません。
また、作り手の方からも何名かの方からご意見いただきました。YouTubeやニコ動への不正アップロードの横行や、それまでも「当然」として捉えてそこでの視聴で止まりその先の購買まで至らない受け手の存在。確かにそれによって厳しい立場になっておられる方もいらっしゃるかと思います。自分もそのような状況すら認めたいと思うつもりはありません。
ただ、それらは既にある「不正アップロードに対する処罰」をきちんと運用すればある程度は解決可能な問題だと思っています。だからこそダウンロードにまで手を出すのは行きすぎなのではないかと。
これはこれからもそうなのですが、法令の運用という点が非常に気になります。既にある「不正アップロードに対する処罰」、確かに立件されている事例もありますが、それによって収まったとは言えない状態。そして運用すべき側がそれをきちんと運用しようと努力している状況も正直見えにくいです。
そして最大の問題は今回ダウンロードの処罰化がなされて以降、運用側がどういう立場で来るのかということ。立件の面倒なことの多いアップロードの方を無視して簡単なダウンロードの方ばかりを狙うようになってしまわないか、これまでのアップロード処罰と同様にダウンロード側にもさして目立った運用をしないまま、今後また普通に売上が右肩下がりになった時に「法の効果が出ていない」とか言い始めて更に今回のような働きかけによってもっと厳しい法になってしまわないかという点。これが本当に怖いです。
やるならまずはアップロード側からという運用。そして厳罰化が更に進まないように。何ができるだろうか。
