相模大野に行ってきました。
大きなサイズの専門店、サカゼン相模大野店が7月で閉店するということで。
別に自分は特に大きなサイズでもないですし、CD店とレンタル店以外の閉店まで追っているわけではないのですが、ここはちょっと閉店前に見ておきたいと思ったので。
サカゼン相模大野店があるのは相模大野店北口から真っ直ぐ数分歩いたところにある商業ビル、レガロの4階。
相模大野駅周辺には、駅舎と一体化したステーションスクエア、駅北口を出て右側に1992年オープンのジョイモアーズ、駅北口を出て左側に2013年全面開業のボーノ相模大野と、商業施設が3つあります。
レガロはそれらと比べるとやや駅から離れていてかつ小さめの商業ビルで、1992年オープン。
建物の作り的にオープン当初は割と高級なブランドを誘致したっぽい雰囲気なのですが、1995年、4階ににタワーレコード相模大野店がオープンした頃には当初の目論見からはブレていたのではないでしょうか。
そのタワーレコードは2007年に閉店し、「居抜きCD店」でお馴染みメディアステーションBIGがその跡を継いで再度CD販売を行います。
が、2012年にはそのBIGも力尽き、その跡に改めて入ったのがサカゼンということです。
で、何を見ておきたかったのかというと、BIGはそもそも前の店舗からほぼ居抜きで、如何にお金をかけずにオープンできるかに命を懸けていたチェーンですので、タワーレコードの内装はほぼそのままだったわけですが、サカゼンが入居する際も、業態は異なるので什器等はさすがに総入れ替えですが、内装の一部は触らずに残しました。
つまりレガロの4階は、ショッピングモールに大展開する以前、20世紀のタワーレコードのデザインが残存している環境であるということなんです。
サカゼン撤退したらその後どうなるかわからんので、閉店する前に改めて眺めに行こうと思った次第です。
ということでレガロ。
前に来た時には1階にスタバが入っていたのですが、昨年秋に撤退した模様。
奥の方の白いところがそれですが、撤退跡は未だに囲われたままです。
というか、もう建物に入ってるテナントがこんな感じですので、そりゃサカゼンも出ていきます。
4階のサカゼン。
この色使い、1995年にタワーレコード渋谷店が今のビルに移ってきた際の内装も、確かこんな割とビビッドめの感じだったような記憶があります。
ここなんか、試聴機が並んでいたんじゃないかとか想像します。
サカゼン撤退後、そもそもレガロ全体がシオシオなので、新しいテナントがすぐ入るとは思えないのですが、5階が既にそうなっているように、一般人が入れなくなってしまう可能性もあるので、この光景ももう見られなくなる可能性もあるということで。
ただレガロ、起死回生はあるかもしれません。
というのは、すぐそばに割と大きめのタワマン建設中なので。
ここが入居開始すれば、レガロ前を通る人の流れも相当変わりますので、何らか変化はあるのではないかと思います。
とはいえ、それでCD店が入るかといえば、そんなわけはないので割とどうでもいいです。