ムッシュかまやつトリビュート@渋公のこと

昨日は、ムッシュかまやつトリビュート for 七回忌のコンサートでLINE CUBE SHIBUYAというか渋公へ。

まず、このメンツが集まる機会が他にあるのか、という点。
特に堺正章と井上順が揃ってステージに立つことが今後何回ありえるのかと考えると、この機会は絶対外せないわけです。

仕切りの下手さに辟易しながらも開演前に着席。
1組数曲で数珠繋ぎ型のコンサートですので、決して流れとして素晴らしかったわけではないのですが、それでもやっぱり「これは」という場面がいくつも出てきてたまらない。

2019年以降、あんまり前面に出てくることがなかったKenKenがLife Is Grooveで弾き倒すのを久々に観てほっこりする。
あんなバキバキの「ゴロワーズ」絶対他にない。
森山親子の共演はテレビでもちょいちょい観るので、それはそれとして、まさかの「我が良き友よ」を森山良子がソロ歌唱。おもしれえ。
ユーミンは、当然ムッシュとのつながりと言えばデビュー曲「返事はいらない」ですが、やっぱり演る。
この曲をライブで聴けるのはおよそ苗場での「SURF & SNOW」くらいで、通常のツアーでは本当にたまにしかやらないので、これは大変にありがたい。

そして堺正章と井上順。
「夕陽が泣いている」のイントロが演奏される中登場し、マチャアキが歌い出し「ゆーうの忘れてたんだけど」と話し出して歌わず、順さんがコケるという、もう拝みたくなるくらい順調な滑り出し。
というかマチャアキがその流れで話した通り、「夕陽が泣いている」はムッシュではなく浜口庫之助作の楽曲であり、それをここで敢えてやるということは、冒頭の茶番をやりたいだけだったんだろうと考えると、もうそれだけで最高。

お互いを持ち上げまくって笑いを取ったり、2人してモンキーダンスを踊ったり、順さんが自分を「スペア歌手」と呼ぶ自虐もあり。
期待していたいろいろを期待以上にかましてくれる。

このパートでの楽曲は以下の通り。

1)夕陽が泣いている
2)ヘイ・ボーイ
3)なんとなくなんとなく
4)ノー・ノー・ボーイ
5)フリフリ

EN1)あの時君は若かった
EN2)バン・バン・バン

最高じゃないですか。本編「フリフリ」終わりのアンコールの締めが「バン・バン・バン」ですよ。
ふと「桑田佳祐はどんだけムッシュのこと好きなんだよ」とも思ったりもして。

チケット代15,000円したんですが、さすがにこれは元を取った感がすごかった。
ということで、観られるときに観たいと思ったライブがあったら今後も後先考えずぶっこんでいく所存。

ただ、4月の前半は仕事がヤバいので無理です。BABYMETAL行きたいけど無理です。