MIC RAW RUGA@club asiaのこと

9/23はclub asiaで、女の子ラップグループMIC RAW RUGAのワンマンライブ。

2人組でのデビュー以来ずっとMIC RAW RUGA (laboratory)名義、要するに研究生的なグループだったのが昨年11月に(laboratory)が取れて正規グループとして活動開始、その正規名義では初のワンマン。
自分は2020年2月のMIC RAW RUGA (laboratory)名義での初ワンマン以来だったのですが、その時は3名でそこから1名脱退しての2名追加という状況、さてどうなってるかと思いまして。

結論。めちゃめちゃよくなってます。

とにかく圧倒的な「チーム」感。初期組のREIとAKIRAはもう盤石というか、2人でダンスのみを披露するガチな場もあったりしていろいろ間違いないのですが、今年になってからの新メンバー2名も、MIYAはメロディのあるパートをおよそ一手に引き受けてしまうレベルでよい「歌」を歌えるし、HANNAHは他3名と声質がかなり違っているので、他メンバーと声を重ねた時に特にすごくいい感じになります。
何か揃うべきメンバーが遂に揃ったという気持ちになりました。

ライブの流れとしては冒頭にアガる曲ではなく「HOW RAW」「PAY YOU BACK」という、彼女たちにしてはわりとドープめの曲を並べてきたところに運営の自信というか、「これを観ろ」感をすごく感じて。
元々「りんねラップ」流れの「かわいいラップ」グループだったはずなのが、楽曲担当のE TICKET PRODUCTIONの実験精神もあってか、ゴリゴリめの「かっこいい」の方にまで足を突っ込んでいき、でも今のメンバーならそれを乗りこなせるという運営の信頼と、実際間違いなく己のものとして表現できるメンバーと。
そういう意味での「チーム」感かもしれません。

もっと見つかってほしい。それだけの存在にまでなっていると思います。
ここまで主催公演でゲストを呼びつつ他のアイドルグループとの交わりはあったのですが、あんまり大規模なアイドルフェスには出ていなくて。

今の彼女たち抜群だと思うので、何とかフェス系ガンガン出てほしい。そして見つかってほしい。特に女の子オタにもっと訴求できます。今回9:1くらいだったのですがもっと女子呼べると思うんですよ、かっこいいもの。

あと、「新メンバーが入って確変発生」というパターンを近々で彼女たちとNUANCEの事例で確認できましたので、他のそういうグループにも期待したい。
新メンバーお披露目の瞬間は観たもののそれ以降観ていないクマリデパートとか、先日新メンバー発表されたRAYとか。

最近アイドル関連あんまり行けていないので、そろそろそっちも頑張ろうと思いますが、来日勢含めていろんなミュージシャンがここんとここれまでの分をぶちかましてくるので、日程的にも経済的にも大変なんですよ。
もう少し落ち着いてほしい。