先週、キング・クリムゾンが東京で来日公演を行ったわけですが、今月の頭くらいにはまだ追加のオーチャードホールのチケットは買えました。
一方、来週以降はいろいろ予定が入っていて、週末が完全に空いていて大阪の日本橋まで行って帰ってこれるのも今週が今年で最後。
んでもって可処分所得も限られているということで、自分の中で「キング・クリムゾン vs K2 RECORDS」の戦いを半日ほど行った結果後者勝利。
品揃えとその分類とレコメンドの独特っぷりはどの販売店と比較してもぶっちぎり、異常な域に達している独立系レンタルCDショップ関西の雄、K2 RECORDSが今年いっぱいでレンタル終了、来年の1月下旬には閉店ということで、どうしてももう一度訪れたかったのです。
実際K2 RECORDSが大阪市内に来た頃には私は東京に出てきていたので実際にレンタルしたことはないのですが、その名声というか「この店頭おかしい」という声はあちこちから聞こえてきていて、店舗を構える日本橋界隈は他にもナカとかサウンドパックとかいい中古屋がありますので、大阪訪問時にはそこと一緒に覗いてはビビッて帰る店でした。
というわけで行ってきました。
この店の異常さは店内マップのジャンル分けでおよそ察していただけるわけですが、これでもここに載っているのは「大分類」で、例えば「パンク」の棚を見ると更に「スカパンク」「アイリッシュパンク」等の「小分類」に分かれていたり、「レイキャヴィク/北欧」みたいななんか凄い分類があったりとか、もう眺めているだけで楽しいのです。
で、せっかくなので店内をグルグルしてから中古盤を数枚購入しようとしたところ、既に閉店の報を聞いた方々が大挙押し寄せていらっしゃっていて、かつ皆さん山のようにレンタルされますのでもう長蛇の列。
あそこのカウンターは端末も1台ですし、数名で手分けして作業できるような感じでもないのでサクサク捌くこともできず、結局並び始めてからお買い上げ完了まで20分以上かかりました。
今後レンタル終了まで更に来店者増えると思いますので、これから行こうと考えている方は是非、時間に余裕を持ってお越しください。
というわけで、K2 RECORDSだけで終わるにはいかないので他にも回ったところ、程近くにある中古屋ナカ2号店の店頭に、名古屋のバナナレコードの段ボールが積まれていたのが気になったり、今回は大手の店舗は完全にスルーしたところ、帰ってきてからタワーレコード丸ビル店の閉店発表に気が付いて絶望したり、そんな感じの大阪訪問でした。
梅田大阪マルビル店より閉店のお知らせ
— タワーレコード梅田大阪マルビル店 (@TOWER_Marubiru) December 10, 2021
いつもご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら当店は、2022年1月19日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。永きにわたり多くのお客様にご愛顧賜りましたことを心より感謝申し上げます。https://t.co/y3rnEWX5MQ pic.twitter.com/VpQRGrwApi