年末年始のアルバムチャートのこと

年末年始の日本の音楽チャートが出ていました。
1月1日リリースの瑛人のアルバムはオリコン11位ビルボード9位
12月24日が実質的なフラゲ日で店頭に並んでいましたので多少割れたとは思うのですが、オリコンの初週は31位。多くの人がフラゲ日にがっついて買った感もなく。

SNS経由でブレイクした前例のCDアルバムの売上を確認してみましたが、

2020/05 Novelbright / WONDERLAMD(最高8位・約8,000枚)
2020/07 ヨルシカ / 盗作(最高2位・約64,000枚)
2020/08 ずっと真夜中でいいのに。/ 朗らかな皮膚とて不服(最高2位・約33,000枚)

確かに瑛人は年末年始あれだけ音楽番組に出演し、さらにバラエティにまで出たしもしてあれだけ一般層にまで届いているように見えてこれっていうのは一瞬ちょっと意外でしたが、ただ確かに「香水」のヒットは完全に「楽曲」として伝播したものではありました。

で、さっきテレビ見ていたらやっぱりバラエティにまで出演してしまったYOASOBIは1月6日にCDリリースしたばかりですが、彼女たちはそのCDリリース形態が4000円以上する限定盤のみということから、ハナからCD売上を伸ばそうという気はないのかなと思いますし、実際すごいCD売上枚数にはならないと思います。もうそこに物差しを求めてはいけない時代です。

ただ、瑛人もYOASOBIも普通にテレビに出てくるところは、まだギリギリそういう世代なのかなと思います。
あともう一回りしたら、地上波テレビに何の価値も抱かない世代が出てきます。
その頃自分がそういうポップスについていけるのかどうか、正直自信はないのですが、頑張ります。