2019年の10枚のこと

2019年の10枚。

DIIV / Deceiver
ネオサイケ、シューゲイザーになるの巻。でもその変遷はとても理解できます。

Sandara Karma / Ulfilas' Alphabet
イケメン揃いのバンドが何でこんな垢抜けないというか、わかりやすい「かっこよさ」と真逆の方にすっ飛んでいくのか。でもそういう方針が結果ととしてかっこいいの。

3776 / 歳時記
少なくとも10年代の日本で最も得体の知れないアルバム。常人の成せる技ではない。

BEYOOOOONDS / BEYOOOOOND1St
たまにモーニング娘。やアンジュルムがテンション的に「覚醒」するのですが、このグループはその「覚醒」したところがスタート地点。ヤバい。

nuance / botan
The Wedding Presentに例えると、彼女たちの前作「town」は「Bizarro」で、「botan」は「Seamonsters」なんです。何を言ってるかわからないと思うんだけど、俺は納得している。「雨粒」のサビとか、特に。

ROTH BART BARON / けものたちの名前
これまでの手癖を全部捨てた感。他のいろんなモチーフは持ってはきているのだけど、それでもすごい新境地。やっぱ彼らはヤバい。

Official髭男dism / Traveller
聴き込むと恐ろしいほど凝っている。が、それをばっつりJ-POPとして聴かせて消費させる才能と覚悟。ワンマンのチケット取れた!

ジェニーハイ / ジェニーハイストーリー
稀代のコンポーザーであり同時に稀代のトリックスターでもある川谷絵音が遂に手に入れた、最もトリックスター的な「本体」。この相性の良さは圧倒的。

長谷川白紙 / エアにに
今自分が理解できる音楽のギリギリ。何とかついていきたい。もっと新しい何かを知りたい聴きたい。

ズーカラデル / ズーカラデル
ただただいいメロディと歌詞。その他に何もないんだけど、でもそれがあればいい。