玉光堂がここに来て微妙に積極的なこと

山梨県甲府市の駅ビルに入っていた新星堂が7/28に閉店。ただ珍しく閉店時に「次もCD店が入ります」との旨がアナウンスされていました。

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どの店が入るのだろう、タワー・HMV・山野楽器はありえない、BIGは現在新星堂と同じRIZAPグループなのでそういう形で入ることは考えらない、さてどこだろうと思っていたらまさかの玉光堂でした。
他も調べてみたら奈良県生駒市のイオンモール登美ヶ丘店の新星堂が6月末で閉店した後に入店したのも玉光堂で。

玉光堂はずっと北海道のみで運営していて、バンダレコードをグループインすることで本州にも店舗網を広げる形にはなりました。それ以降概ね本州での新店はすべてバンダレコード名義だったのです。
それが2014年初めて玉光堂ブランドで本州・姫路市に新店舗を出したのですが2年で速攻閉店。それ以降そういう形で出店することはまたなくなり、もう本州に玉光堂が登場することはないのではないかと思っていたのですが、まさかこのタイミングで。

玉光堂は北海道の店舗がけっこうな勢いで閉店、先日には元運営企業が特別清算開始命令を受け、これからどうするんだと思っていたら、まさかの攻めに転じる展開。
新星堂から受け継いだ2店舗の他にも、2017年に一度撤退した新札幌にこの5月に改めて新店舗を出したり、何故かここに来て張り切っています。

グループのバンダレコードも、ここんとこしょんぼりしていたかと思ったら、10月下旬にグランドオープンする新ショッピングモール「テラスモール松戸」に新店舗をオープンすることが決まったり、微妙な攻めっぷりを発揮しています。

とはいえバンダレコードとしては、イオン所沢店に入っている本店が9月末のイオンの全館閉店によってどうなるかわからなくなっていたり、先行きは明るくありません。ていうか明るいところなんかもうない。