今年のWORLD HAPPINESSのこと

昨年は開催を見送ったWORLD HAPPINESS、3月下旬に「開催します」というアナウンスだけ出ていて「どこでやるんだろうか」ということを考えていました。

2016年までの開催地だった新木場夢の島公園はオリンピック関連の工事のために閉鎖されてしまい、一昨年は葛西臨海公園で行われたのですが、とんでもない猛暑日にほぼどこにも逃げ場のない会場での開催となり、冗談抜きで「死の恐怖」を覚える状況となりました。
演者もオーディエンスも他より年寄りが多めのフェスなので、これ何とか屋内開催とかできないものだろうか、と思っていたのです。年寄り多めで屋内開催椅子付きの「いとうせいこうフェス」なんかもあったりしたので。

そして本日開催場所発表。青森県八戸市
行く気まんまんだったのにそれはキツいぜ感はありますが、でも考えてみればみるほど合理的な判断に思えて、文句の付けようがなくて困ります。

屋内開催は首都圏では相当困難です。土日にアリーナクラスの箱を押さえるのはもう何年も前から至難の技ですし。でも屋外でまた一昨年みたいなことになれば下手すると本当に人死にが出ます。
だったら地方の屋内で、というのは考え方としてアリですし、このYSアリーナ八戸はこのWORLD HAPPINESSを竣工記念行事としていて、八戸市ともがっつり組んで大々的に行われるようで、となると自分たちのみで行う以上にプロモーションは捗ります。
その分だけで、首都圏開催ではないが故の集客をカバーできるとは思えませんが、それでも「首都圏屋内開催は無理」ということを前提にしてのセカンド・ベストではあるとは思うのです。

まだただの想像ですが、いわばこけら落としで「そこそこ程度の客入り」というのもどうかと思いますし、これ地方開催の集客力をカバーできるレベルの大物を既に押さえているのではないか、という気がしています。
大物といってもいきなりジャニーズとか出るはずもなく、ここらへんの人脈界隈で考えられる大物ってある程度限られますので、そこらへんをぼんやり考えるうちに、だったらそれはそこまで行くのもアリなのではとか思うに至っている。
今のうちから宿を押さえるのか、どうか。ちょっと考え中。また散財するのか。止むを得ない。