Hostess Club All-Nighterの件。
思った以上に人がいる。サマソニがあのメンツでこれがこのメンツでこれだけ残っているということはなかなか素敵なことだと思います。
■Cigarettes After Sex
黒い。暗い。色付きだったり場全体を照らすような照明一切なく、ひたすら儚いモノクロームな世界。
Velvet Undergroundを21世紀もだいぶたってから今さら引き継ぐ男たち。ここまで色濃いのってGalaxie 500以来じゃないでしょうか。そんなん嫌いになれるわけがないじゃないですか。
1曲あたりの手数はShobaleader Oneの1/20くらいでしたが、手数が正義ってわけじゃない。でも、Shobaleader Oneは手数が正義です。
■Ride
また観るのかよって話ですが、裏のThe HorrorsもSt.Vincentも以前観てるし、何より新曲聴きたいじゃないですか。
結果、過去曲と新曲の比率6:4という美しいセットリスト。過去曲は、Seagull、Dreams Burn Down、Leave Them All Behind、Taste、Vapour Trail、Drive Blindという、残るべくして残った楽曲群。これに新曲入り乱れても何の違和感もなかったっていうか、まあそういう作りで作ったニューアルバムですから。
むしろこうなってしまったら3rdアルバムの収録曲やった方が違和感ある。
来年2月に単独来日公演が決まったそうですが、さすがにお前ら来すぎ。
■MOGWAI
この手のほぼインストバンドでものすごくキャッチーなことしてるわけでもないのに長年第一線ということはつまりライブがすごいということは確実であり、実際観てみたらすごかった。音でかいわ太いわスケール感あるわ。
6人のメンバーのうち2人がキーボードだったりギターだったり兼任状態なのですが、うち1人はギターを持ったら完全ディストーション係。彼が前の方に出てきてギター担いだら次の曲はもうそういう曲確定であり、ワクワクしながら待っていたらやっぱりぎじゃぎじゃの音塊がぶっ飛んでくる。最高じゃないですか。
もうね、眠いし座ってたい時間帯なんですけどそんなこと言ってる場合じゃなかった。
■BEAK>
Portisheadの方のジェフ・バーロウさん、別ユニットでこれが初来日。彼がベース&歌、あとはキーボードとドラムの3人組。
面白いフレーズだったり、いい感じの流れだったり、聴きどころはあるんですが、革新的なことはする気すらないようで、ここまでに比べるとやはり異様に地味。やっぱ「なるほどなあ」で終わってしまうのはフェスでは辛い。特に夜中すぎは辛い。ということで座って時々うとうとしながら終了でした。
そして、この2日間連続オールで相当時間立ちっぱなしの結果、ただでさえいろいろ無理させていたカラダが完全に悲鳴を上げ、日曜の晩から左肩から左腕にかけて非常に不快な鈍痛と痺れが発生、疲れているはずなのにそのせいであまり眠れず、翌日から本日まで毎日整体でごりごりと施術してもらっているものの、今のところ完治の兆しなし状態です。明日も明後日も予約済みです。やっぱおっさん無理したらあかんのや。