そういうわけで、60-70年代レジェンド史観で見れば散々だった我々ですが、思春期越えてからを思い返した場合、ちょうど大学生やってるあたりの時期に、ハウスが来てマンチェスターが来てシューゲイザーが来てテクノが来てグランジが来てメロコアが来て、という変革期がすごい勢いでやってまいりまして、その空気を日本国内の範囲ではありますがヒシヒシと生で感じながら過ごした世代でもあります。
20歳前後でそれらに触れまくっていることについては、今の若者たちに「羨ましい」と言われたりもする世代でもありまして、もちろん当時の音楽は大好きですが、今の音楽を決して馬鹿にせず、若者に撲殺されないように生きていこうと思います。
あと、ロックレジェンドたちの80年代は揃いも揃って何であんなことになっちゃったのかという件については、関係者の多数がまだご存命のうちに著名な音楽ジャーナリストの誰かが話聞いて本にしてくれないかと、割と本気で思っている。