音楽大喜利のこと

TM「Get Wild」30周年作品に石野卓球「きちんとリミックスが出来て良かった」

1991年の大阪梅田アムホール、その「RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 300000000000) / TMN VS 電気GROOVE」リリース直後のライブのステージ上で、すごい勢いでTM NETWORKをディスり倒していたのを目の当たりにした身としては、歳を重ねて卓球も随分大人になりましたとしか言いようがありません。

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「日本のミュージシャン、海外のミュージシャンに例えると誰に一番近い?」という大喜利的なヤツ、酒飲み話としては相当引っ張れるネタでありまして。
泉谷しげるはニール・ヤング。チャリティにうるさいという点よりも、キャリアの途中でうっかり一度電子音まみれになってまた戻って来たという点で。
布袋寅泰はThe Clashの方のミック・ジョーンズ。べらぼうなテクニカルさというよりは異様にプレゼンスの高いギター・スタイルという点で。
布施明はロッド・スチュワート。硬派目のバンドに参加しておいてからの、それ以降何かあんなんなっちゃったという点で。

で、今回の小沢健二の新曲を聴いて、歌詞の相変わらずのロマンチシズムと、そしてフレーズフレーズははっきりしているのに、全体的な流れとして組み合わさるとどこへ向かおうとしているのかよくわからなくなるメロディラインから、Prefab SproutのPaddy McAloonが一番近いのではないかと思った次第。