四谷OUTBREAKの1週間住み込みギグのこと

東京有数のタガが外れたライブハウス、四谷OUTBREAKがまたおかしなことを始めました。
これまでも数々の奇行に及んでいる箱ではあるのですが、今回始めようとしているのは「1週間住み込みギグ」。
VAMPSとかが「籠城型ライブ」とか言ってZEPPを数週間にわたって押さえて連続ライブしたりしていますが、そんなもんじゃありません。1週間ライブハウスに泊まり込みで生活し、毎晩ライブをするのです。ご飯代はライブのアガりだけで賄います。そのため飲食物の差し入れは厳禁というルールまで施行。動員が本当に悲惨なら1週間後にはバンドメンバー死にかけになること確実の(頭が)キレキレの企画です。

しかもこれはバンドの持ち込みの企画ではなく、いきなり店長マナブくんがTwitterで「こういう企画考えたので参加したいバンド募集!」と声を上げて始まったものであり、しかもその声に手を挙げた複数のバンドの中から、結果だとは思うけど、親族・友人の動員が困難で、かつ少なくとも東京方面での知名度皆無に等しい関西地盤のバンドをピックアップする始末。鬼だ。そしてバンドメンバーの自発的なSNS上のプロモーション行動に対しては、現在進行形で嵐のような指導が入っています。鬼だ。
でも辛いことばかりじゃない。フットワークが軽過ぎることでおなじみTENGAの公式Twitterが差し入れを申し出たりしています。飲食物じゃないから大丈夫。でもそんなんあったら結果としてメンバー余計弱ってしまうじゃないか。鬼だ。

どんな悲惨なことになるのかならないのか、1週間のうち少なくとも1度は怖いもの見たさだけで観にいこうと思っていますが、とりあえずバンドのTwitterのフォロワー数が2000越えないと会場のエアコン付かないらしいので、よければフォローしてください。彼らじゃない。俺が快適な環境でライブを観るために。そして年度初めの忙しい時期とは存じますが4月3日(月)から9日(日)のライブ、よければ観に来てください。彼らじゃない。あんまりスカスカだと観ている俺の方がむしろ辛いから。
以上、何卒よろしくお願いいたします。