Visual Japan Summitがいろいろヤバいこと

今週末、3日間に渡って開催されるVisual Japan Summit
10月1日、何となく不穏な空気を感じてTwitterでは触れていたのですが。


それが昨日まではいよいよもって危ない予感がMAX化していまして。
第5弾出演者発表くらいまではそこそこ快調に見えたものの、それ以降待っても待っても会場マップが出る気配がない、タイムテーブルが出る気配がないというところで各所で不安が高まっていたのですが、その不安を追撃するようにGLAYのHISASHIという本来相当早く情報を入手できる立場にあるはずの方から10月2日になってこういうTweetが発信されるに至り、界隈の更なる不安を掻き立て、噂と怒号が闇雲に飛び交う悲惨極まりない状況へ突入したのであります(噂の例:本当は清春は黒夢で出たいんだけど、バンド名の商標が現在アレなので対処に長引いている、等)。
出演者もビジュアル系界隈を完全網羅する勢いだったのが、結局DIR EN GREY、MERRY、BAROQUEあたりのフリーウィル所属のバンドは最後までコールされず、何がしかの禍根もありげな空気で。


たまに新情報が出たと思ったら物販とかライブビューイングとかのことばかりで、この件の本体を誰もが見失っているようにしか見えず。私ももう心配を通り越えてむしろワクワクしてきたところに。
ようやくタイムテーブル出たのが今日。本番14日からなのに、今日。
9:00開演、22:00終演という他のフェスに類を見ない長丁場なのに、特に遠方の子たちはこんなタイミングで出されてもどうすればいいのか困る方もいるのではないかと。かつV系はこういうフェス的なイベントが大変少ないので場慣れしているバンギャも極めて少数。したがってこれ、朝早くから頑張ろうとして途中で体調崩したりする子も相当数出るのではないかという、そこだけはガチな心配事。


会場マップは、今月6日頃に出てきたのですが、この有り様(12日当時の絵)。


ちょっとこれ簡素過ぎないかで済めばいいのですが、フェスに何度か行かれたことのある方、特に幕張の9-11で開催されたフェス系に行ったことがある方は、このマップの不穏な感じに気付いていただけるかと思います。

ワンマンライブの場合はこういうのもありますが、幕張の9-11でフェス系のイベントを実施する場合は、9、10、11の3エリアのうち2をライブエリアにあてがい、残りの1をフードや休憩・物販エリアに使用するというのが通常。というかそうしないとバンド交代の入れ替え時等に真っ当な導線を確保できません。

が、出てきたマップを見る限り3エリアぶち抜きでライブエリア、またこれではどこにいくつステージを置くかもわからない。タイムテーブルから3ステージ制であることがようやく本日わかりましたが、でもまだ配置がよくわからない。四角形の角のうち3つにステージを置き、残りの1角に出入り口を置くLUNA FES方式でしょうか。
3エリア合計の床面積分チケットを売り捌いていたとしたら、実際の導線によってはうっかり奥の方に入り込んでしまうと、並みの努力では二度とシャバに戻ってこられない可能性すらあります。

そしてこのマップ上の表示の比率が正しければ、フード・ドリンクはまったくもって需要に追い付かず、真っ当に機能しないこと確定です。海浜幕張なので本当にヤバい時にはイオンのフードコート行くか駅前まで出ていきなりステーキにでも入ればいいので餓死はしないんですが。それはフェスなのか。


また、今はさすがに下げたようですが、この間まではサイトに「『何が起こるか予想がつかない』という点をご理解頂き、またお楽しみ頂きたいイベントになります」という文言が掲出されていて、要するにそれは意訳すると「どんだけグダグダでも文句言うなよ」という意味にしか理解できず、絶望すら覚えていたわけであります。

それでも概要ではあってもマップが出て、今日ようやくタイムテーブルも出た。立て直しつつある感じは多少はありますので、当日まできちんとやってくれるかもしれません。しかし油断は禁物です。
私は14日金曜日1日だけ、正味仕事けっこうヤバいのですが万難を排したことにして幕張に向かいます。もちろんチケット確保当初は「X JAPANとLUNA SEAとGLAYを1日で観られるなんて最高じゃないか」という大変に前向きな気持ちだったのですが、今はもう「どんな有り様なのか」というあっち方面への興味しかなく、フード&ドリンクを会場外で弾倉よろしく万端整えたうえで鉄火場に突入いたします。

チケットはソールドアウトとなっているものの、実際には購入したもののこのような状況に怖気づいたか放出した方もいらっしゃるようで、オークション等で比較的安値での入手が可能ですが、敢えてお奨めは致しません。
グッドラック。

ちなみにこのフェスの運営・制作は、ウドー音楽事務所です。