Hi-STANDARDのシングルの売上のこと

続報。
10/4付のオリコンデイリーは1位星野源55,000枚、2位ハイスタ49,000枚。
10/5付で1位ハイスタ28,000枚、2位星野源18,000枚。2日目にして合計でハイスタが1位に。
10/6付では1位ハイスタ18,000枚、2位星野源8,000枚。差が開く。

郊外や地方の小型店では初日で品切れするところも相当出ていたのですが、それが今日あたりから再入荷分が入りつつあるようなので週末さらに上積みされることになります。

2016年のシングル売り上げ数、相変わらずAKB乃木坂系かジャニ系で上位の相当を占めていまして、22位にようやく名古屋の男子アイドルグループBOYS AND MENが入ってきます。その後29位にモー娘、32位にμ's。それ以外は全部AKB乃木坂系かジャニ系。そしてアイドル的なものではない人の最上位は36位で12万枚強を売り上げている桑田佳祐。
ということは週末の状況如何では初週か、遅くとも2週目でハイスタが越えます。桑田よりもEXILEよりもB'zの稲葉ソロよりも上。何か非常に居心地悪い。

それでも水曜日には、発売3週目の10/26以降には通販・配信も解禁ということも発表され、そこで現代における「通常営業」になり、ようやくここで家に自分のCDプレイヤーがない10代の子たちが動き出すことになります。ロットングラフティとかSiMとかのバンドがどんだけライブで動員増やしてもオリコンでぱっとしないのは、ファン層のメインがCD買わない世代だからであり、でもそれらのバンドの親父的存在のハイスタも是非若い子たちに届いてほしいと思う次第。

あと、リリースを「1位になることが命題」なジャニ系等の発売週にぶつけなかったのは、意図しないところに喧嘩を売る羽目にならないよう等、それなりの配慮の結果ではないかと思います。そこらへんは大人。