STEREO TOKYOのマラソン企画のこと

【Stereo Tokyo】アイドルがマラソン完走出来なければ解散→CD購入で「代走権」を得て代わりに走るオタクたち

一部の好事家に失笑をもって迎えられたこの件。
元々はこういうことで、「5/4発売のシングルSTEREO JAPAN『Dancing Again』が、5/29のELE TOKYOでのファイナルまでに1万枚『売れたら』解散」「4/17に三浦菜々子がフルマラソンに挑戦し、完走できなかったら解散」という謎の条件下で行われた、ルールとしてはだいぶ酷いイベントであり、正味こういう投げっぷりであればネットで炎上してなんぼというか、運営側も多分にそれを期待していたであろうはずなのに、結果としては燃えっぷりも中くらいというところも失笑どころ。

ガチのEDMをアイドルで展開するというアイデアとそれを間違いなく表現したステージは心から最高なのですが、その他プロモーションや運営まわりについてはSTEREO OSAKAの顛末も含めて実にグダグダだということがわかりました。正味あれだけの音とステージを擁したグループであれば、そこを絶対的なコアにしてある程度硬派な非アイドル的な展開をしてこそいろいろとトータルの世界観がマッチすると思うのですが、でも運営サイドがいろいろ考えた末に出てきたのがこれ。残念過ぎて涙も出ない。

特に残念なところは、他のアイドルグループでは「ファン」と呼ぶには濃すぎる連中を「モノノフ」とか「虎ガー」とか「父兄」とか「マタギ」とかいうオリジナルな呼称でもって括っていて、それはある意味とても大事なことのはずなのに、そういう手続きを一切せず、その結果CD買って走ってくれた人を指して楽しそうに「オタク」「オタク」と連呼している公式Twitter。