台湾から帰ってきました。
相変わらず食うか飲むか寝るか掘るかの3日間。昨年同様台北市役所近くの誠品書店信義店のCDコーナーで試聴し倒し、台北市内の中古屋をグルグル回ったりしていました。

とりあえず、去年の話のオチに使った「EXILE」の台湾内の名称、写真撮ってきました。

やっぱ字面が強力です。

店内で探す時に相変わらず戸惑うのがCDの並び順。概ね「華人」「西欧」「韓国」「日本」に分かれているのはまあ仕方ないとして、更に「華人」は「男」「女」「グループ」の3つに分かれます。

日本の古いレコ屋にも残存している分類ではありますが、台湾未だにこの分類がメジャーなのは昨年から申し上げている通り、バンドやグループよりもソロ歌手が非常に強いというところがある結果でして。
アイドルグループとかいないことはないんですが、びっくりするくらい少ない。中古屋でそこらへん掘っていると、2000年以降の数年間はそこそこ出てきていたものの、2005年以降潮が引くようにいなくなっていました。

そんでもって中古屋になるととても困る場合があります。こういうの。

落ち着いて考えれば、何となくこれで頭のアルファベットのおよそが決まるっぽいことは理解するのですが、直感的じゃなさすぎて辛すぎる。

あとこれ。

途中で脱退や加入があるグループはどういうことになるのでしょうか。


で、気に入って買った新しいバンドは今回は1バンドのみ。つっても2012年のアルバムなんですけど、俺が初めて聴いたから新しいバンドということにする。

女孩與機器人(The Girl And The Robots)/ 平行宇宙(Parallel Universe

基本打ち込みメインなのですが、ベタな80'sエレポップから奥行きのある音まで手広くやっている割にはきちんとまとまっていて大変によい。2013年には来日公演もしていて、ちょっと数年音源リリースご無沙汰だったようなのですが、昨年末に新しいEPをリリースしている模様。
あと、YouTubeに落ちていたThe Smithsの「There Is A Light That Never Goes Out」のカバーもすごくいい。