AKB48・島崎遥香 同世代のグラビアアイドルの許せない行為を明かす

「グラドル自撮り部」は、自分たちの主戦場である週刊誌等のグラビアページにAKBグループが大挙して入ってきたがために押し出されそうになったグラビア専門アイドルが、ブランド力では敵わないこと理解した上で少しでも「自分の力」でもってそれに対抗するための手段としてゲリラ的に始まった動きである、ということをぱるるは知っているのだろうか。
知った上で言っているのであれば、それは相対するAKBグループ側の立場からの駆け引きとしてアリだと思います。

ただ、他の売れているアイドルグループを確認するに、水着等の露出度の高い恰好でグラビアに出て「著しく性的感情を刺激する」のも通常の業務の一環というタイプのアイドルって、AKB以外にはあんまりいない。

アミューズPerfume・BABYMETAL・さくら学院)、スターダスト(ももクロエビ中・しゃちほこ)、レプロ(9nineベイビーレイズ)はそもそも事務所がそういう方針ではないし、先日のアイドルキャパの上の方を見ても、通常業務で水着グラビアをやっているのは、AKBグループとそっち方面はAKBとおよそ同様のスタイルであるハロプロ勢を除けば、知る限りでは仮面女子の一部メンバー、でんぱ組の一部メンバー、アフィリア・サーガの一部メンバーといった感じで、3000人以上呼んだグループの中でメンバーが全面的に露出高いこともしているのはスパガPASSPO☆くらいではないかと。

そしてそれ以下になると、事務所や本人がその気でもそもそも雑誌のグラビアという限られた枠に掲載されるところまで行かないことがほとんどであり、そうなると公衆に広く見てもらえる場はほぼ現場のみということになりまして、「水着になる機会がない」という根本的な問題にぶち当たります。
別の特技を持ってそっちでテレビに出演しては、隙を見てカメラの前で水着になるバクステのもえあずのような特異例を除いて。

ともあれ結果として21世紀に入ってブーム以降のアイドルは「水着にならない」がむしろスタンダードであるわけです。1990年代のアイドル歌手衰退期、事務所がそれでも可愛い子でマネタイズしたい一心で頑張った結果としてイエローキャブを筆頭に「グラビア専門アイドル」を生み落とし、それからこっち「歌」と「グラビア」は分離しがちでもあるわけですし。

AKBは今のアイドル界の頂点ではあるけれど、彼女たちのような歌も水着も手ブラもやる昭和的な総合職型アイドルの方が現状「数」としては少数派であり、「ブーム」以降生まれたアイドルのおよそとは相容れない存在なのだなあというのが、今日考えていたことの結論。

そういう「脱がないアイドル」のファンの中には、脱がなくたってそれなりにテンション上がって励んだりする青少年もいるのかもしれませんが、水着上等の女の子でそういうことするのとで、その後の情操上の何がしかの差異は発現するのかどうかというところについては、積極的に興味は持てないので考えません。