私は野球は幼少の頃より阪神タイガースの人なのですが、今回ややありましてCSのヤクルト巨人第4戦、土曜日のヤクルト日本シリーズ進出決定の試合を現地ヤクルト側で観ておりまして。
試合自体は、1-2回、巨人の度重なる失策や不運により、本来悪くない先発のポレダのやる気がすごい勢いで削られていくのを目の当たりにしたり、決して出来がいいとは言えなかったヤクルト先発杉浦がそれこそ必死になってかわしながらゲームを作っていったりと、実にヒリヒリした試合をこちらはビールをおいしく飲みながら観戦していたのですが、それはそれ。問題は日本シリーズ決定後。
ヤクルトはリーグ優勝時も「祝勝会のビールかけをグランドでやる」というなかなかにえげつないことをやっていたのですが、案の定今回もやりましたのでそれを写真撮ってきた限りで。


1.試合終了。日本シリーズ進出決定おめでとう。

2.表彰式後、外野の搬入口が開き、すげえ普通のトラックとワゴン進入。

3.超巨大ブルーシートが下ろされ、一気に展開。

4.その頃メディア陣はビニール合羽による防御態勢完了。

5.テーブルやらビールケースやらが並べられ、準備完了。

6.選手入場。

7.入場してるハナからシェービングフォームという反則。

8.選手会長森岡の、正味何言ってるのかさっぱりわからない乾杯で開始。

9.売り子のお姉ちゃんから借りてきた生ビールサーバーという飛び道具も導入。

10.鳥畜生も普通以上に参加。

「喜びをファンと共に分かち合いたい」と言えばそうなのですが、グダグダにもほどがある。そして相変わらず投入される各テレビ局の女子アナ。これ女子アナが本気でキレて訴えた場合速攻でハラスメント認定間違いなし、証拠映像も満載という状況ではあるのですが、まあそこはお互いの利害ということで、日本のテレビ界屈指の下衆の極み映像が毎年数回お茶の間にお届けされるわけです。
遠目ではあってもなかなかこういうの生で観られないので大変に貴重な体験でした。言うてもゲラゲラ笑いながらこっちもビール飲んでただけなんすけどね。「スタンドでのビールかけはご遠慮ください」としっかりアナウンスもされたことですし。

そして、通常ビールかけ用のビールは常温で供されるものなのですが、優勝というものをまったくわからないまま優勝してしまった2013年の東北楽天、スタッフも何もわからないままキンキンに冷えた奴を持ってきてそのままビールかけ突入、その結果相当数の選手が翌日体調を崩したとか崩さなかったとかいう話が大好きです。

たまにはこういうのも広義の「興行」として。それでも野球場の画像これだけ並べると、何だかスーパーリスナークラブっぽくなる。