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UNISON SQUARE GARDEN、ここに来て馬鹿売れ中。これまでの事故記録をトリプルスコア以上付けるヒットになりつつあります。
オリコンは発売3週目で5位⇒13位⇒11位と、近年では珍しく再浮上パターン。この流れ、10年前までならミリオンセラーコースなのですが、そこはそれ、今は何かのメディアで聴いて気に入ったら即ダウンロードの世界。従いまして、配信ではiTunes、アマゾン配信で1位。moraで2位、レコチョクで5位と、こっちの方がやっぱ強い。

今年は今のところ夏フェスに一切参加予定なし。6月に高崎のライブサーキット、7末の難波BIG CAT企画ライブに参加する以外は、7/24の日本武道館単独公演が夏のライブの全て。即完。7/22リリースのアルバムはインディーズ期の再録音とかの企画アルバムで、付属DVDにMV入っている以外CDには今回の曲収録されず。恐らく夏フェス返上で8月スタジオに入ってオリジナル・アルバムこさえて、既にいくつか発表されている秋ライブ以外にも年末に向けて大規模に仕掛けていく、そういう流れなのではないかと。これ恐らく相当この曲きっかけで確変起こしていこうという意識がバンド・スタッフ双方リリース前からあったんじゃないでしょうか。
あとは着うた以降、人気が人に付かずに曲に付きすぎて、1曲ヒットした後全く続かないというありがちなあかんパターンに入り込まないことを切に祈ります。

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シナリオアート / Happy Umbrella (Album)

男女ツインヴォーカル3人組。最近はもう珍しくもないというか、日本くらい普通に男女混声ヴォーカルバンドがごろごろしてる国もないと思う。欧米の場合女性がリードヴォーカルだと女傑ワントップタイプになりがちなのと、あとは80年代の日本にはバービーボーイズという、世界的に見ても屈指の完成度と必然性を持った男女ツインヴォーカルバンドがいたことが大きいと、勝手に思ってるんだけど。
今の若いバンドにこのスタイルを選ばせているのには凛として時雨の影響が大きいような気もします。聴く分にはTKと345の声のキーがほとんど変わらないので、醍醐味的にはちょっと物足りなかったりもしますが。

で、シナリオアート。先日「アイドルグループのみに存在する楽曲の聴き方として「パート割のキャッチーさを愛でる」という側面がある」と書きましたが、このバンドそれに近いところがある。「アオイコドク」のサビ部の男女交互に入るところの気持ちよさとか。声をインストゥルメントとして使用することに他のバンド以上に自覚的というか。彼らくらいメジャーのプロダクションが似合うバンドもそういないってくらいきちんと音が作られている分、声もよく映えるし。ポップスとしての単純な気持ちよさが大変に心地いいアルバム。
でもまあ、一番言いたいのはクミコちゃんが可愛いってことなんだけどな。