日本クラウンを長年ひたすら支え続けたサブちゃんにとっては忸怩たる思いもきっとあるわけですが、現状見る限りそうなってしまっている最大の要因は、日本クラウンに在籍してちょっと人気出てもうすぐ紅白狙えそうなレベルになったと思ったら、およそが他のもっとメジャーなレーベルに移籍してしまうためであり、それはもうミュージシャンの頑張り云々ではなく日本クラウン本体の問題。いろんな。
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昨日は舞台「いやおうなしに」＠渋谷パルコ劇場。
去年何かの芝居観た時の挟み込みビラで、古田新太＆小泉今日子＋Only Love Hurts（面影ラッキーホール）という組み合わせを見て、これ俺絶対観に行かないといかん奴だと思い先行で速攻押さえて。
予想以上に面影的というか、音楽が劇伴のレベルをすごい勢いで越えていたため、ただただ酷い状態で、演者全員ひたすら楽しくどん底を這い回る様を2時間半堪能。もうこれは20世紀から面影を聴き続けてきた我々へのご褒美でしかなく、冷静に演劇としていいの悪いのとかいうところまで頭も心も行かない。
古田新太も小泉今日子も田口トモロヲも他のキャストも「怪演」と呼ぶが相応しいレベルで最高だったのですが、キャスト中もっともストレートに酷い役どころをそんな手練に混じって全く引けを取らないレベルで怪演し、かつそれでも著しく可愛くあり続ける高畑充希が俺の中で心のベストテン初登場第1位。ドラマ「問題のあるレストラン」も見ることにする。
もしこれからご覧になる方で面影ラッキーホールの音源を聴いたことがないという方いらっしゃったら是非、できる限り事前に音源を聴いていただき、劇の登場曲のほとんどは書き下ろしではなく、過去からただ面影ラッキーホールの持ち曲として歌われてきた楽曲群である、という認識でもって観ていただけると幸い。より一層ヤバい気持ちで観られます。
ちょうど先日リリースされた新録音のベスト盤は、ただこの芝居の物販で売り捌きたいがためにリリースされたブツですが、どうせ買うなら事前に。
