基本、予定さえ合えばどんなライブのお誘いもできるだけ断らない方針でここ最近生きていますが、本日はそれで誘われたのに乗っかって上原ひろみ東京国際フォーラム
自分の守備範囲の音楽を説明するのに「技術が評価の前提になっていない音楽」という言い方を時折するのですが、今回その守備範囲外の「技術が評価の前提になって」いる音楽のその図抜けたところを目の当たりにしたわけで、結果こんなにエラいことになってしまうのかといたく思い知った次第。とんでもないもの観た。

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平均年齢15歳のLa PomPon、ビーイングからメジャーデビュー

芸映も四半世紀ぶりにアイドルをデビューさせたし、ここでようやくビーイングも乗っかったか、と言いたいところですが、ビーイング3年前こういうことやってたことを私は忘れない。2011年11月から放置中のブログとかFacebookとか普通に今も見られるし、しかもライブ告知したまんまこと切れているので、きちんとこの件について内部で総括と反省を踏まえた上で今回の企画が立ち上がったのかどうか、甚だ不安でございます。

つうか、この3年前の音源とかコンセプトとかいろいろ見返すと、現在におけるBABYMETALのアミューズのコンセプトワークがいかにしっかりしているのかということがわかります。まあ、ビーイングのこれがダメすぎたという話でもありますが。

で、La PomPonの方、見る限りさすがに「あんまりハナから作り込んだら取り返しつかない」というリスク意識は見られるものの、まともな音源動画がどこにも見当たらないわ、公式サイトに行くと否応なく音が流れ出す仕様だわ、という時点で、今のご時世大分マズいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。