煮詰まってそういう気持ちになったらナンパされた男についていき、初見であっても手をつないだり抱き合ったりもする性質の女ですが、軽率でした、というのと、22歳にして初めて好きな人ができて本気で恋愛しかかっていましたが、やはりファンのために別れます、というのとどっちがストーリーとして正解かを判断するのは、なかなかに難しいものです。
そしてここでもやはり指原莉乃の当時から現在に至る立ち位置がいかに特異かということを思い知る。

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「メジャーチェーンのCD店の店舗数を数えてみる」、前はいつやったかと調べたら去年の8月。また間が空きすぎた。1年2か月ぶりのカウントです。カッコ内は前回からの増減。これまでの通り、TSUTAYA・GEO・BOOKOFFは「CD販売」を行っている店舗のみ。

TSUTAYA:851店舗(-31)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1411(-25)。

GEO:1096店舗(-20)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1218(+26)。

ブックオフ:844店舗(-63)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は872(-76)。

Village Vanguard:334店舗(-24)
⇒Diner等CD販売のない店舗、海外店舗は除いた数。

タワーレコード:84店舗(±0)

HMV:51店舗(±0)

新星堂:134店舗(+6)

山野楽器:31店舗(-1)

玉光堂:26店舗(±0)
イケヤ:11店舗(±0)
TSUTAYAのFC店舗は除く)
ミヤコ:9店舗(-1)
JEUGIA:6店舗(-2)
バンダ:19店舗(+3)
BIG:24店舗(-5)
We's:11店舗(+1)

TSUTAYAは例によってCD販売店の割合縮小傾向続きます。既存書店にCD等ソフト販売部門だけフランチャイズで追加で入る「+GEO」戦略で実質店舗数を増やしてきたGEOも、遂にマイナスに転じました。
そしてBOOKOFFはすごい勢いで店を畳んでいます。特に首都圏の駅前店舗がバタバタ閉まっていく状況はじかに目の当たりにしておりまして、その感覚でこの数字を見ても「この程度か」という感想。大都市圏では小規模店舗を畳んで都心のSUPER BAZAAR名義の大規模店舗に集約するという動きが最近加速しておりまして、この流れは当面続きそうです。

Village Vanguardも元気がありません。わざとわかりにくくして目当てのものを見つけるまでの間にいろんな商品を見てもらって買ってもらうという「かっこいいドンキホーテ」戦略なわけですが、ネット通販のように「欲しいものだけ検索して買う」みたいな文化が一般的になってくるとそういう「回遊性」はむしろ顧客にとってはネガティブポイントになり得るようになってきたのかとか考えたり。
自分も水曜日のカンパネラヴィレヴァン限定CD買いに行ったとき「どこだよ何だよこのわかんねえ陳列あっちにもCDあるのかよ畜生お前ら全員滅びろ」とか思いながら探していたので、そういう組です。でもそれでうろうろしてる間に見つけたマンガ2冊を一緒に購入したので、まんまと店の策略にはまっています。

タワレコHMVはあっち閉めてこっちオープンしてという形での結果プラマイゼロ。新星堂はようやくまた元気が出てきています。そしてバンダと玉光堂はグループ化してバンダは着々とオープン、玉光堂は結果プラマイゼロですが、初めて道外に店舗を出す等の動きを見せています。

そしてJEUGIAはカルチャー教室がメイン業務になって久しく、最近は本当にCD屋業務やる気がなくなっているみたいに見えてとても心配です。