玉光堂が4月に姫路に新店オープンさせてた!
何で北海道から出たの、と思ったのですが、バンダレコードとかなり濃い提携を結んだ結果、流通その他いろいろ動きやすくなったというか、動きやすくしなければならなくなったその一歩ということでしょう。バンダも関東・東北から出て名古屋周辺に攻めていってるし。公式サイトも一体化に向けて動いてます。
タワーやHMVがコングロマリット的な大企業グループに取り込まれた今、それ以外はこのような形で生き残りを賭けていくしかないのです。
いや、キッツいやろ、そりゃ。
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May J.も春日部共栄高校のおにぎりマネージャーも、本人は何も悪くないのに周りの捉え方やら見せ方やらメディアとかの第三者のフィルターを通すと何故か本人が批判に晒される怪。
とりあえずMay J.は松たか子が出てこない間に「アナ雪」関連でスタッフが打った手が全部裏目に出てる感。たいがい露出が増えればネットとかでは「否」が目立っても世の中的にはウェルカムな人も多くなるはずなのですが、最近になってもブックオフとかのMay J.の中古盤の在庫が薄くなっている気配なく、オリコン見ても最新盤「Let It Go」収録のカバーアルバムはそれなりに動いているものの、オリジナル曲メインで収録された去年のベスト盤などは上がってくる気配なし。
要するに「Let It Go」にヒキがあるだけで、ミュージシャンとしてのMay J.のファンが圧倒的に増加したわけでなく、現状見る限りMay J.という「人」に対してはむしろアンチの方が増えてんじゃないの、という疑念が。
その最新カバーアルバムは結果として20万枚以上(現在の年間ランキング13位)出ているので、それでいいじゃないかと言えばそうなのですが、それ以前「歌唱力推し」でのテレビ出演を重ねても、大きく音源を売り伸ばすためのアドバンテージになり切れていなかったわけで、つまりこの調子で「アナ雪」ブームが去ったら後に残るのはネガティブだらけではないかと思うわけです。
ただこれも、現在のレコード会社の現場担当のディレクターやらA&Rやらプロモーターには正社員ほとんどおらず、1年契約の契約社員であることがもっぱらであり、「1年単位で成果を求められる」という立場であることを考えると一概にスタッフも責められないというやるせなさ。
現場は誰も悪くない。悪いのは仕組みとそれを作った人。