以前、日本のバンドが海外バンドのPVのアイデアをパクって怒られたとかありましたが、ふと思い出してEvery Little Thingの「Shapes Of Love」のPVを観ようと思ったらYouTubeに落ちてなかった。15年以上前の曲で今更突っ込まれるよりはその方が賢明です。
で、元ネタのJamiroquaiの「Virtual Insanity」は、これ床が動いているのではなくカメラが壁と完全連動して動いているのだということを最近になって知っていろいろ腑に落ちたところです。


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本日はワールドハピネス。
正味、YMO組にはさして興味なく、でも他のメンツがなかなかによかったので。
まあこんな日なのである程度雨を覚悟しつつ行ったら開演前は何とか降らずに持ちこたえていたので、このまま行ってくれよと思ったら、トップバッターPuffyが出てきた途端に土砂降り。そしてPuffyが終わった途端に止むという奇跡発生。あいつら豪雨女。それ以降も降ったりやんだり時に豪雨を繰り返し、それでもフジロックの豪雨の中でも草っ原で昼寝可能なことを証明したお高めの雨具のおかげで何ら問題なし。

このフェスは一個一個をがっつり見るというよりは流れをぼんやり楽しむフェスですので、ひとつひとつの感想は割愛しますが、赤い公園の白衣装が雨で透けるのではないかとドキドキしたり、きゃりーぱみゅぱみゅからは既に大物のオーラが発生していたり、くるりは観るたびにどんどんファンファンちゃんの居場所が少なくなっていて辛くなったり、電気グルーヴがもう完全に安定していたり、小ステージの方ではもうダントツで奇妙礼太郎くんが素晴らしかったり、高橋幸宏 & METAFIVEのラスト曲は案の定土屋昌巳細野晴臣呼び込んで「CUE」だったのですが、いない教授のところをまりんが完璧に埋めていて幸宏さんに褒められ、これはまりんの人生で最良の日なのではないかと思ったりしたわけですが、本日のMVPは、出てきた慶一さんが「NO RAIN!」と叫んだ途端にそれまでしとしと程度だった雨がいきなり本日一番の大豪雨になり、それでも必死になってやっていたもののマイク経由以外のラインの音が全部出なくなった挙句に途中で強制終了したNo Lie-Sense。あの時の慶一さんはすごくかっこよかった。いろんな意味で。