WILD BUNCH FEST.2014

会場が最寄りの駅から徒歩圏にもかかわらず、その駅は使ってくれるなと警告するフェス。
でも宇部線は増発も車両の増結も極めて困難な路線であるため、仕方ないのです。

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Cupitron

このいきなり音源リリースという立ち上げっぷりは大手だなと思って調べたら案の定芸映でした。
センターの子は石川県の地方事務所にいた子を引っ張ってきた感じですが、それでも遂に芸映がアイドルグループに手を出すということだけでも胸が熱いです。というか歌うこと前提のアイドルデビューという括りでも、1988年の国実百合以来じゃなかろうか。

そしてこのジャンルにはアミューズ所属のバケモノが君臨していまして、でもそんなPerfumeのブレイク直後くらいまではいくつか「テクノ」を標榜するアイドルグループもいたような気がしますが(コスメティック・ロボットとか)、Perfumeが受けたポイントが「テクノだったから」だけではないことにみんなが気付き、ジャンルとしての2匹目のドジョウがそこにはいないことが確認されたあたりでおよそ不可侵領域化、実際問題ほとんどのアイドルグループの楽曲は打ち込みではあるのですが、わざわざ「テクノ」の看板かけて豪速球でそこ突っ込んできたのは、既に解散して別グループ化していますが、仙台のテクプリくらいではなかったでしょうか。少なくとも「ロック」の看板があちこちに乱立しているのと比較すると明らかに少ない。

つうか、サウンド・プロデュースがテクプリやってたトベタ・バジュンなので、潰えた夢よもう一度という感じなのかもしれませんが、とりあえず配信されている「サマーカイジュウ」聴いた限り、インディーズ期のPerfumeの絵がチラチラ浮かんで仕方ありません。このアッパーさ加減はナカタヤスタカの初期楽曲と桃井の「アキハバラブ」の間に落っことしたような。
さて、これからどう持っていくんすかね。

しかし、芸映のタレント一覧見てたらまだ鼠先輩がいた。本当に面倒見のいい会社です。

<追記>
さくら学院のロヂカ、スマイル学園のUNDERFACEあたり、本体からスピンアウトするにあたっての差別化として「テクノ」を看板にしたのはあるね、という話。それ言うたらテクプリもスピンアウトと言えばそうなんですけど。