ドラマ「未成年」の頃には、遠野凪子がこんな人生かけたコントかます人になるなんて思いもしなかったんだ。

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トマパイの「ジングルガール上位時代」を聴いていて、ああ、もうこの歌詞は死語に近付いているのだなと思ったのですが。

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http://www.kasi-time.com/item-58217.html

もうHKT48が「既読スルー」なんてタイトルの曲を出すに至っておりますし。
でもそれはそれで数年後もっと死語感ハンパなくなるのだろうとも思ったり。

この手のを過去から追っていくとまず小林明子の「恋に落ちて」(1986)あたりから。

ダイヤル回して 手を止めた

http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1813

ここらはもう若者わからんよね。
また同年、種ともこは「10円でゴメンね」(1986)をリリース。

10円でゴメンね(I'm Sorry, So Much Sorry)
ピンチのウルトラマンみたいさ
制限時間 3Minutes

http://petitlyrics.com/lyrics/70813

これなんか若者もっとわからん。

そしてこの手の死語歌詞の代表例は国武万里の「ポケベルが鳴らなくて」(1993)。

ポケベルが鳴らなくて
恋が待ちぼうけしてる

http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4157

ここでこの曲の作詞が秋元康であることに極めて納得する次第。
ポケベルはその他の曲にも時々登場しますが、岡本真夜の「DREAM」(1996)では

ポケベルに今日も「ガンバレ」のメッセージ
泣きたいくらいうれしくて

http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=54468

ポケベル後期の文字送信型に進化していたり。

「携帯電話」というフレーズはまだ死語とまではいかないと思うのですが、Julietの「フユラブ」(2009)の

携帯開いて
メール読み返して

http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=84256

この時点で「折り畳み式」であることがわかって一気に死語感度アップ。

ここから先は今のところまだ死語感ある歌詞はないっぽいですけど、LINE関連なんかはいつ死ぬかわかんないし、そもそも十年一日みたいな音楽やってる吾妻光良 & The Swinging Boppersが「Gumbo de Twitter」と「電話にコードがあった頃」という曲を同じアルバムの中でやってたりするので、もう正味何が何だかわからない。まあ、適当にやってくれ。