乙女フラペチーノを検索して以降、Amazonさんがすごい勢いで「同じテーマの商品」としてKARAをお勧めしてくるのはどういう了見なのか。
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HYDEさんの方じゃありません。THEが付いてるから。UK発のOne Direction的ポップロックバンドでございます。
昨年秋にデビューしてシングルこれまでに2枚、いずれもUKチャートのBEST3入り、この4月に満を持してアルバム発表というタイミングでようよう先月日本公式レーベルサイトができた次第。
バンド名が被るというのはよくあることでございまして、Xが世界進出にあたってX JAPANを名乗るようになったのは、アメリカにカルト的人気を誇る同名バンドのXが既にいたからで、そこはアメリカ本土での力関係的に何となくわかるのですが、UKのSuedeがアメリカに進出した際に、既に同名バンドが国内にいるからという理由でThe London Suedeと名乗らねばならなかったのは、アメリカの方のSuedeついぞ音源聴いたことなく、やや謎。有名な方が勝ちという単純な力関係で決まるわけでもなさげです。
が、UKの方はこれからとんでもない物量でもって全世界的にプロモーションかけていくことほぼ必至であり、THEが付いてるから別物と強弁するのもちょっとしんどいと思いますし、ライブという形でアメリカに乗り込んでいったのは確かにHYDEさんの方が先なのですが、どうやってもこれ力関係的に先行き厳しい。
とりあえず日本の方のVAMPS、UKで開催されるDOWNLOAD FESTIVALへの参加が決まっているのですが、ラインナップ見てみると既に「VAMPS(JPN)」という注釈付きになっていて、先に名乗ったから勝ちということにもならず、既に本拠地では敗色濃厚。
というかゴリゴリ系のフェスであるDOWNLOAD、UKの人にとっては注釈なかったら「何でアイドルバンドがこのフェスに！」ということになりますから、仕方がない。現地当日でも勘違いして冷やかしな感じで観に来られた挙句に「ちげーじゃん」とかどれだけの人数に思われるのかと考えると不憫でなりません。
せめて「ちげーじゃん」の後に「けっこういいじゃん」と思ってもらえることを祈って。
