「テラスハウス」出演の今井洋介、逗子三兄弟協力でCD発売

さすがにこの歳になると他人の色恋沙汰をわざわざテレビで見ようという気にはなれないのですが、でもこれは何か微妙におかしい。まあ「歌で想いを伝える」の時点で通常比では相当おかしいんですけど。
ともあれ歌手デビューするのはかまわないんですが、「異業種」からのCDデビューという側面で捉えると、直近の類似事例は「川越シェフ」だということはきちんと理解したうえで臨みたいものです。
この番組は、きっちり事務所等の所属を明らかにしている人が出ている、正味「全面プロモーション番組」だということを隠していない分好感が持てます。事務所からお金も出るでしょうし、スタジオでの建て込みも長期ロケも不要なので、番組制作として非常にお安く上がっているのではないかと。頭いい。でもこの基本設定で思い出すのはやっぱりオジー・オズボーン一家

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ナンバタタン / ガールズ・レテル・トーク (Album)

萌え死にそうだ。
南波志帆タルトタタン、いずれもアイドルと呼んでいいのかあかんのか、実に微妙なフィールドで活動してきて、しかもタルトタタンは全メンバー総とっかえ直後という状況、組み合わせることでより一層微妙なことになっとりゃせんかと不安な気持ちで試聴機回してみたのですが、1曲目の1番のサビが終わる前にCD引っ掴んでレジに直行した次第でございます。
サウンドプロデュースは、相対性理論パスピエ絡みの流れで昨夏デビューしたユニット、ふぇのたすのヤマモトショウが全面担当。正直大抜擢もいいところかと思うのですが、ふぇのたす本体以上にバンドサウンド風味を強化してぶち込んだ結果、実に美しくハマりました。PVにもなってるアルバムタイトル曲は「相対性理論」度高めではあるのですが、全体としてはかなり独自のカラー発揮し、ラストの「恋は倍速」なんかは絶対双方の本体ではありえない超高速ナンバーなんだけど、アルバム通しての流れで聴けてしまうどころかものすごい中毒性。あのサビはあかん。

髪を切った南波志帆の可愛さは暴力的なレベルなわけですが、ソロの楽曲は相変わらず突き抜ける感じもなく、そういうことなんで俺ソロより絶対こっちの方が好きだわ。

しかし、相対性理論パスピエふぇのたす、あとSEBASTIAN XやUKのbis等々、サブカル臭強めのグループの女性ヴォーカリストは、何故さしてテクニカルでもない自作イラストをあちこち使用したがるのでしょうか。