考えてみれば、girl next doorは日本音楽史上最後の「CDバブル期的なマス頼りのプロモーションにおもねったグループ」ということになるのでしょうか。「まだ通じるかどうか」の実験台。そして結論は出た、と。

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例の与沢翼氏の舎弟だか仲間だかの久積篤史氏のCD、完結編。
一生懸命探してみたものの、週間チャートの200位以内にいません。今週200位の数値は308枚。つまりそれ以下。心底がっかりだ。
でも確かどっかのページで予約数のカウントをしてて、リリースの1週間以上前の段階で5,000枚程度は予約されました!みたいなのが表示されてたのですが、今はそのカウンターも撤収されておりまして。
そこから導き出される仮説3つ。

  1. カウンターがハッタリ。
  2. レーベルから彼の会社が直接買い取って又売りみたいな形にしたため、基本小売店実売のカウントであるオリコンのルールの対象外になった。
  3. その両方。
つうか「自分がオリコン10位に入ったら世界が変わる」とかいう体のことを仰っていましたが、あまたのアイドルとか声優とかV系バンドが既に実例を示しまくっているように、今のご時世オリコン10位内に入った程度では世間一般ほとんど何も変わらないわけで、頑張ってチャート放り込んできた後しばらくたって何て言うのだろうというところまでを楽しみにしていたのですが、これじゃもうまったく話にならない。実につまらない。

まあ、彼はきっと今回の件なかったことにして、またソーシャル・ビジネスの世界で活躍されるのでしょう。ものすごく「なかったこと」にできそうな感じなのが、また実につまらない。