C@n-dols公式サイトが小奇麗にリニューアルしてしまったのでてんでつまらない。ただそれでもどうしようもなく漂ってくる垢抜けなさはもうこれ生来のものなのだろうか。

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OMDの新譜「English Electric」の邦題が大変なことになっています。
カッコ内は原題。

 01.座ったままでおk (Please Remain Seated)
 02.地下王国 (Metroland)
 03.夜のキャフェー (Night Cafe)
 04.言わザル未来 (The Future Will Be Silent)
 05.トロイの木馬 (Helen of Troy)
 06.ワテらシステム (Our System)
 07.機械にチュウ(Kissing The Machine)
 08.10数えると××になります (Decimal)
 09.いっしょに居てくれや (Stay With Me)
 10.ドレスデンの悲劇 (Dresden)
 11.原子力農場 (Atomic Ranch)
 12.〆歌 (Final Song)
 13.燃刻 (Time Burns)
 14.偉大なり白き沈黙 (The Great White Silence)


昨晩これに気付いてツイートするまでの私の軌跡。

(1) タワレコから「オンライン限定ポイント10倍」のメールが来ているのに気付く。
(2) 直近で買いそうな奴を考えたところOMDを思いついたのでとりあえず検索。
(3) 日本盤にボーナストラック付くと言ってたなと思い、曲目を確認。
(4) ビビる。
(5) これはきっと他のCDのデータページをコピって作って曲目だけ上書きし損ねたなと思う。
(6) じゃあコピー前のCDはどこの誰だと思い、この曲目で適当に検索。
(7) OMD関連のページしか出てこない。
(8) 原題を確認して微妙なシンクロっぷりを認識。
(9) 「マジだ」と気付く。

ツイート

(10) 自分でも邦題を考えて遊び始める。
(11) Frankie Goes To Hollywoodの"Rage Hard"は、このセンスなら「激おこプンプン丸」だなと思う。
(12) 数分で飽きて終了。

20代の頃、EMIがCarter The Unstoppable Sex Machineの日本盤に酷い邦題を付けていたことにかなり本気で怒っていた自分も、もうこういうのに本気で怒るほどの熱い魂は持ち合わせていないのですが、多少のボーナストラック程度なら輸入盤買う自分もさすがにこれは日本盤買わなきゃいけない気持ちになってきた。きちんと持っておかねばなるまいという使命感。簡潔に言えば術中にハマりました。
この邦題を付けたレーベルの担当の人がTwitterで謝っていたという話も聞きましたが、彼がまだ気付いていないのは、ポッと出のパンキッシュな若手とかでなくOMDでやらかした時点で、これは10年後20年後まで語り継がれるレベルのネタになったのだということです。