国際レコード産業連盟が年次デジタル・ミュージック報告書を発表、99年以来のプラスに

世界的にCD売上の目減り分を配信で取り返す構図がおよそ出来上がっております。
一方日本国内ではこれもん。

ネット音楽配信売り上げ ピーク時の6割

そもそも「ダウンロード違法化・罰則化」は、「アップロードの違法化・罰則化」だとアップロードサーバやその運営主体が日本国外にあることがほとんどなために国内からは手出しできなかったので、「手っ取り早く国内で丸められるところでやっつけちゃいましょうぜ」という方針の結果という認識ですが、この数字見ちゃうともう、世界中に山ほどあるはずの「海賊版を無料で配信する違法なサイト」はすべからくJ-POPしか配信してないんですか、と問いたい気持ちでいっぱいになりますね。どう考えたらそういう「分析」結果が出てくるのかもうさっぱりわからない。

「イホウハイシンガ」の呪文唱えていい気持ちになるのはいい加減もうやめて、自らの数々の失策に対して本気で真摯に向き合って、認めるべきは認めながら根本的な改善策を講じていかないと本当に近々で死ぬよ。でももう既にポイント・オブ・ノー・リターンを越えているという説もあるよ。