私立恵比寿中学の「梅」の初回限定エー盤のこのジャケット、何かと思ったらグレーの部分が全面コイン削りスクラッチになってた。多分剥いたらメンバーの写真が出てくるのだと思いますが、とても削る勇気がない。複数枚買いの人が「スクラッチする用」に更にもう1枚買うように仕向けた作戦だとしたら、こすっからいが策士です。

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BABYMETALのメジャーデビューシングル、週間初動で6位でした。本体のさくら学院はこれまでの最高順位14位なのに。
さくら学院はTOYS FACTORYからメジャーデビューして、BABYMETALはその派生ユニットとしてインディーズからCDを出していたのですが、その後さくら学院はユニバーサルに移籍したものの、BABYMETALの権利は渡さずにTOYSが押さえてメジャーデビューさせたという流れで、本体とレーベルが違うのがこれなかなかに悩ましいところ。主にユニバーサル側が。
それでも、TOYS担当は契約の段階で今の展開が完全に見えていたのだろうなあ。

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秋葉原は新品はタワレコ、中古はBOOKOFFという「巨人」が降り立って以降、駅より西に残るのは旧石丸エディオンのCD売場とソフマップ、高級オーディオ店併設のガチ高音質盤専門店くらいになりました。特に中古扱い店の崩壊は著しく、レコファンは撤退し、リバティーはCDの扱いをやめ、今はムーランとかのDVD屋やグッズ屋がついでのようにアイドル関連を中心にちょこっと扱う程度。
そんな中、秋葉原に新規で中古レコード屋がオープンしたと聞き、行ってまいりました。場所は中央通りの西、末広町駅に近いあたりのパーツ屋とかが立ち並んでいる一角です。

「円盤屋」という、元名古屋圏の人間には痺れる屋号での出店、中はレコード8割、CD2割といった程度でしょうか。ただABC順とかに並べ直す気配もなく、無造作に段ボール箱に入ったLPを並べてあるだけの実にシンプルな感じ。レコードの半分くらいはクラブ落ちの12インチと見受けられる盤、CDはどこかの中古盤屋の撤収時の在庫をまんま持ってきたっぽい「どの中古屋にもありそうな」ものばかりでございました。まあほとんどが1枚100円ですので仕方ない。あと。いかにも秋葉原だなと思ったのは、マイクロSDに映像入れてパッケージで売っていた奴、あれが種類は少ないですが250円で売ってました。
90年代クラブ系等のレア物探しはできそうな感じですので、何かのついでに行ってみてもよいのではないでしょうか。アウトレット的に安値で在庫を捌く目的で、恐らくこの場所に長居するタイプの店ではないと思うのですが、それでもまったくもって他のレコード屋とリンクしない孤高のこんな場所に店を構えた意図はとんと見当がつきません。