紅白出場歌手出ました。
ここからが俺の本気モードと言いたいところですが風邪を引いてどうにもな感じなので本日はざっくりと。
初出場は見ればわかるので割愛し、以下「去年いたけど今年はいない人たち」の一覧。カッコ内は去年の出場回数。
■紅組
・芦田愛菜(1)
・アンジェラ・アキ(6)
・KARA(1)
・川中美幸(24)
・神田沙也加(1)
・椎名林檎(1)
・少女時代(1)
・夏川りみ(6)
・平原綾香(8)
・松田聖子(16)
・松任谷由実(2)
■白組
・秋川雅史(4)
・猪苗代湖ズ(1)
・鈴木福(1)
・千昌夫(16)
・東方神起(3)
・長渕剛(3)
・西田敏行(4)
・平井堅(7)
・flumpool(3)
・ゆず(4)
・L'Arc-en-Ciel(5)
要するに去年の初登場組は今年全滅です。震災特別枠も消滅。アンジェラ・アキ、夏川りみ、平原綾香、秋川雅史といったNHK相思相愛な方々が一斉にいなくなったのには驚き。何か例年よりもラインナップが華やかな印象なのはここらへんの「実直・誠実・地味」勢がいなくなったためか。
初登場じゃないけど復活したのは以下。カッコ内は今年の出場回数。
■紅組
・香西かおり(16)
・中島美嘉(9)
・由紀さおり(13)
由紀さおりは例のアルバム、HYは朝ドラ主題歌、コブクロは昨年は休業、舘ひろしは裕ちゃんソング懐メロ枠。香西かおりについては、女子演歌のうち1枠は数年に一度はベテラン内でローテーションが行われますのでその一環。中島美嘉は耳の不調で一時休業して2010年は出場せず、去年は震災枠等のせいで押し出されましたが今年ようやく復活、という感じでおよそ順当な感じの人達ばかり。
今年のひとつのトピックとしては「演歌枠また1減」が挙げられます。以下演歌枠の経年変化の一覧。スラッシュの右の数字は総出場者数。
2003[紅:11/31 白:10/31]
2004[紅:10/30 白:09/28]
2005[紅:09/31 白:10/31]
2006[紅:11/27 白:09/27]
2007[紅:10/31 白:08/27]
2008[紅:09/26 白:08/27]
2009[紅:08/25 白:08/25]
2010[紅:08/22 白:05/22]
2011[紅:08/25 白:06/25]
2012[紅:07/25 白:05/25]
白組は昨年の震災特別枠の千昌夫を除けば相変わらず入れ替えなしの盤石っぷりなのですが、ここまで減少幅の少なかった紅組が小林幸子と川中美幸の2減にして追加補充は香西かおりの1のみとなっています。演歌についてはまた後日詳細に。
もうひとつ「ジャニーズ枠更に1追加」もトピック。白組全体の20%ということになってしまいましたが、現状で売上を見る限りではもうこれは如何ともし難く。かつ他のジャニグループと比較すると、浸透度的にもタイミング的にも関ジャニが多分いちばん納得度高い。
K-POP落選についてはプロデューサーの人は「去年と比べて売上が落ちている」という話をしていましたが、それを理由に出すならそもそも和田アキ子(今年リリースのシングルの売上780枚)は何でいるんだという話ですし、西野カナとかコブクロとかジャニーズベテラン勢とかも全盛期と比較するとてきめんに売上落ちてます。というか出ている人は一部除いてほぼ全員以前よりは落ちてますし、東方神起なんかむしろその落ち幅は他平均と比べても微少だったりであんまり理由になってないわけですが、まあ他にいろいろあるんでしょう。大変です。
ももクロは「悲願の」ということになるわけですが、ただ今年の並びを見るにつけ、2007年にリア・ディゾン・AKB48・中川翔子がまとめられて1コーラスメドレー形式の1枠扱いだったように、SKEやきゃりーあたりと抱き合わせという雑な扱いになってしまう可能性を否定できない。もしかしたらきゃりーはライブでの演出等から考えるにゴールデンボンバーと共に敢えてNHK側が仕掛ける「新・衣装対決」に組み込まれるかもしれませんが。その場合キリショーは最終的にライブ通りパンツ一丁になってお茶の間の顰蹙を買うに1000点。でもそれくらいやっての金爆だし、今年のメンツ的にそういう「場を荒らす」役割としての抜擢なのは間違いなく。期待してる。
美輪明宏先生については、これまで出なかったのは「白だか赤だかわかんなかったから」だという話はさておき、もう今からものすごいステージになることは確定的なのですが、ここでシャンソン等ではなく敢えて「ヨイトマケの唄」を切に希望したいと思います。
とりあえず今年最大の見所は、既に発表のニュースの時点でNHKのアナウンサーですら噛みそうになっていたきゃりーぱみゅぱみゅの名前を、堀北か嵐がきちんと言えるのかどうか、それとも有働に丸投げして逃げるかです。