DSvisonが6/27でサービス終了

少なくともスタート当時はガチガチの鉄板プラットフォームを使ってのコンテンツ販売サービスは、結局一度もいい目を見ないまま4年で店仕舞い。
ちょうどこの終了発表と同じタイミングで、現在ガチガチの鉄板プラットフォームであるスマホを使っての動画コンテンツ販売サービスであるNOTTVが開始され、早速すごい勢いでディスられているわけですが、でもDSvisionは誕生からお亡くなりまでディスられることすらないままでしたので、まだNOTTVの方が注目されているということだ。きっとそうだ。頑張れ。頑張れたら。

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4/18のCDシングルリリース、ミスチルが久々にシングル出したり、K-POPでも底固い方のFTISLANDだったり、そろそろ上を狙ってきそうなSUPER☆GiRLSだったり、去年のアルバムが自己最高の3位まで行ったKalafinaだったり、℃-uteだったりいろいろと出るわけですが、中でも問題はこのシリーズの5枚同時発売。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER

携帯アプリゲームとの連動CDです。元々THE IDOLM@STERのシリーズは熱心なファンも多くかつ題材が題材なだけにCDとの親和性も高いため、これまでにも異常な数のCDがリリースされてきましたが、遂に携帯系でもその策を展開開始。そしてこれまでのCDと違うのは期間限定特典。

>> 各CDに「アイドルマスター シンデレラガールズ」専用のCD限定デザインの

携帯アプリゲームならではの、そしてこのゲームをプレイしている人には楽曲以上に重要なアイテムでございます。3次元アイドルの握手券かそれ以上の価値。ゲーム登録者数は100万人越えているといいますから、そのうちどの程度がこれに食らいつくのか、状況によってはとんでもない数値を叩き出す可能性もあるわけで。

この策、アイマスシリーズCDの携帯アプリゲームという形態に即しての販売最適化というだけでなく、今後DeNAやGREEのゲームがこの先潰されずに生きていくための唯一の方法であるような気もします。
これまで同様の課金体系の携帯アプリゲームのようにDeNAやGREEだけが馬鹿みたいに儲かる仕組みであれば、そりゃ周りからいずれ叩かれます。つうか既に叩かれてます。ではなく、そういうゲームをコアにしながらも、キャラ等を外に出して多メディア化・多コンテンツ化して他企業にもベネフィットを得る機会を設ける、そしてできるだけ周りに味方を増やし敵を減らしていく方法。

AKB48はまさに芸能界関連企業にベネフィットをひたすら撒き散らすことで今の位置まで来ているわけですが、今回ようやくアイマスがその固定ファンの屈強さをベースにしてその思想を流用する形のこういう展開を始めたわけです。

ということで、来週のフラゲ日のデイリーがどうなるのか。正直、℃-uteあたりは素で危ないような気もする。