K-POPの人たちがいちいち「◯◯系」とか「◯◯ダンス」とかのキャッチを作って盛んにテレビで言ったりしてるのは、そういう瑣末で差別化しようとしないといけないくらい相互が「似ている」ことを送り手側が自覚してるからじゃないんだろうかとか思うんですけど、どうなんでしょうか。

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で、CDアルバムが売れないのは前述の通りなんですが、レーベル側も黙って手をこまねいているわけではありません。AKBを始めとしたアイドルグループが「囲い込んだファン層からいかに多くの金を支出させるか」的ビジネスモデルで回している、まさに同じことが現状ではアイドルじゃないJ-POPの方でも行われつつある感じ、パッケージはファングッズという位置付けに方針を振ってきている人たちがけっこういるということで。
以下、最近のリリースから目についたのを適当にピックアップ。

L'Arc〜en〜Ciel / BUTTERFLY
\4,980(2CD+1DVD)

moumoon / No Night Land
\5,040(CD+2DVD)

The Mirraz / 言いたいことはなくなった
\5,555(CD+DVD+グッズ)

EXILE / EXILE JAPAN/solo
\7,980(2CD+4DVD)

倖田來未 / JAPONESQUE
\5,460(1CD+2DVD)

倖田來未 / JAPONESQUE
\8,400(CD+写真集+スケジュール帳)

エイベックスは比較的以前からこんな感じの商売してましたが、近年単価がグングン上がってきていてなかなかの毟りっぷり。とはいえ、こういう商売は日本に限ったことではなく、たとえばOASISだったり、Primal Screamだったり、U2だったり、特にUKではかなり前からよくある手法でかつ日本以上にえげつない値段のを出してたりするので、この件ではJ-POPをディスってはいけません。洋の東西を問わず、レーベルはどこも生きるのに必死なんです。