大島優子は10年後、テレ東の温泉番組に出ていそうなタイプ。

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今回の桑田佳祐のソロアルバムのプロモーションがものすごい。
さすがにこのご時世なので、TVスポットこそあまり見ませんが、紅白がある意味すごいプロモーションになっていたわけですし、シングルにこそならなくてもCM等での収録曲の露出も大量、雑誌やテレビもPRという形ではなく、特集組んでみたりやら何やらで総量としてのボリュームがとんでもないことになっています。

とはいえ、これまで桑田のソロはサザンに比べると一回りセールスが低かったわけで。

○サザン
'90 Southern All Stars:1,185,000
'92 世に万葉の花が咲くなり:1,791,000
'96 Young Love:2,494,000
'98 さくら:968,000
'05 Killer Street:1,130,000

○桑田ソロ
'88 Keisuke Kuwata:651,000
'94 孤独の太陽:968,000
'02 ROCK AND ROLL HERO:639,000

サザン亡き今、意地でもソロをサザンの代替になるレベルまで持っていかねば、というスタッフの気迫が感じられます。ぶっちゃけビクター今ちょっとヤバいしね。

で、現状。
CDが売れなくなった昨今とはいえ、デイリー初動で10万枚ちょい、どうも今のままだと週間初動で30万枚までいかないペースで、これはちょっといけない感じです。
どうするんだろうかとは思いますが、でもポップスの市場で、50代半ばの人に社運を賭けねばならない状況というのも、それはもう末期的症状と言ってもいいくらいで。
ちょっと無理なんじゃないか。

つうか、別に歌詞と写真以外変わった内容があるわけでもないのにブックレット水増しして厚くした程度で1枚もののCDの定価が3,300円とか、微妙にセコい真似はしない方がいいと思う。CD屋で値段見て、「あれ?もう1種限定盤出てたっけ?」って思ったもの。
これはちょっと酷いよ。