アゲハスプリングスのことを調べる流れで蔦谷好位置のWikipedia見てみたら、彼が中村達也と2人でユニットを組んでいることを知って仰天する。そうか、そっちとも交流があるんだ。
蔦谷好位置は西野カナに楽曲提供しているGIORGIO 13ともユニット組んでるし、関ジャニや綾瀬はるか等にも楽曲提供してるから、つまりここを経由すれば、ベタベタのテレビタレントや泣け歌歌手からFRICTIONのRECKやジョン・ゾーン、そこを更に経由すれば灰野敬二とかメルツバウとかJOJO広重あたりまでもが一本のラインで結ばれることになる。
友達の友達をたどっていくと6人目くらいまでには世界中の誰とでもつながる、という説が以前ありましたが、音楽業界も例外ではないと深く思った次第。せっかくだからRECKに西野カナの曲を書いてほしい。世の中微妙に変わるぞ。
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紅白効果による確変がほぼ完全に収束したようなのでまとめ。
昨年の確変狙い出場者は以前に言ったとおり、植村花菜とクミコだったわけですが。
以下、歌唱曲シングルと収録アルバムの最新の売上枚数。
植村花菜
・トイレの神様:117,000枚
・わたしのかけらたち:116,000枚
・花菜 -My Favorite Things-:22,000枚
クミコ
・INORI〜祈り〜:12,000枚
・ニューベスト INORI〜祈り〜:1,500枚
植村花菜の「トイレの神様」は年末の段階で41,000枚程度でしたから、紅白後の上乗せは7万枚強。週間チャート2週連続1位を取りましたが、その時の売上は2週分足しても3万枚強しかなく、オリコン史上で最も売上の低い1位の記録をワンツーで大幅に更新。
恐らく、半年以上に及んだ壮大なプロモーションの結果としては、失敗の方に分類した方がよさげな感じではないでしょうか。キングの担当チームは、隣のAKB担当が大盛り上がりしている中、大変恐縮ではありますが、きちんと総括をしていただいた上で、その反省を明日につなげていっていただければと存じます。
しかし、クミコの方は更にどうしようもない。シングルの紅白後の上乗せは7,000枚程度で終了。全くと言っていいほど世の中は動きませんでした。
人気上昇を当て込んだっぽい、1/26に発売したベスト盤に至っては約1,500枚しか売れていないという、壊滅的な状況となっています。
つうか、平和とか反戦とかいう綺麗なお題目だけで、キャッチーさやわかりやすいフレーズのない楽曲が普段CD買わない層にまで届くと思っていた方が悪いので、これは自己責任です。エイベックス。
でも正直なところ、紅白後のプロモーションも、植村花菜に比べると随分と控えめだった印象がありますので、担当はハナから無理めなことを理解していたのかもしれません。