元・AKB48メンバーのMichiruがソロアーティストとしてデビュー

もう少し留まってもよかったのかもしれない。いろいろハクが付いたのに。
ただ、そこらへん2007年当時で見極めるのはちょっと不可能だったか。でもこの子はちゃんと目的があって辞めて、その目的を果たしつつあるのでOKだ。同じ「シンガーソングライターになる」と言って辞めたのに曲を作る気配なく、結局アレなことになっていた、元モーニング娘。の彼女よりはずっといい。
あとはこのMichiruという娘が、チンピラみたいな男に騙されませんように。

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Carpark North / Lost (Album)

「これ面白いと思うはず。後半にかけておかしなことになってるから」と友からのメール。とりあえずMySpaceに上がっている2曲を聴いた限り「エレクトロ+アメリカン・オルタナ」的な、ありそうでない組み合わせ、それはそれで面白いと思ったのでとりあえず購入。

しかしアルバム通して聴き進めていくと、徐々に具合が悪くなってくる。
5曲目まではまさに先述の通りの端正かつテクニカルな音が続くのですが、6曲目のサビあたりで何となくそれだけじゃないような感じになってくる。7曲目のお尻らへんも何となくおかしい。
そして8曲目、8ビットなイントロから急転直下、ヘッドバンギングがとても似合う分厚いリフに突入したところで爆笑と共に完全に心から理解する。
こいつらただの80年代メタル馬鹿じゃねえか。

すげえぞこの8曲目。そのゴリゴリのリフと並走する8ビット音がライトハンド奏法のギターの音にしか聞こえないんだもの。いや、面白いんだけど、面白いの意味が根本的に間違ってる。俺は別にそっちの面白さ、音楽に期待してねえ。でも面白い。そのアイデアで誰が得するのかさっぱりわからない。

きっと彼らは端正な方の音が評価されて世界メジャーデビューまでこぎつけて、5曲目あたりまでは頑張って受けた方の音をシコシコ作ってみたんだけど、途中でもう辛抱たまらんくなってきて、「もう…いいよね?」みたいな感じでだんだん己が趣味性を爆発させていった結果、こうなっちゃいました的な。
レコ屋のポップ等では、ミューズとかMEWとかスマパンの名前を出して比較されていますが、それ5曲目までだから。残りは基本馬鹿なので。9曲目はイントロはDepeche Modeだけどメロディ入るとSurvivorだから。そんな類の馬鹿さ加減だから。そこらへんよろしく。

出身地はデンマーク
スカンジナビアはうっかり気を抜いていると突然こういうわけのわからないバンドが出てくるので、侮れない。